テックタッチは、弁護士ドットコムが提供する契約マネジメントプラットフォームWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」と提携して「テックタッチ for クラウドサイン」をリリースし、従業員数1000人以下の企業向けに2カ月間の無料トライアルを提供開始したことを3月15日に発表した。
昨年の実証実験を踏まえ、両社のもとにはノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」の活用による電子契約の普及・利活用の促進に活用したいという声が寄せられていた。この度両社が提携し、予算や人材に限りがある企業のDX支援のため「テックタッチ for クラウドサイン」の提供に至った。
「テックタッチ for クラウドサイン」では、クラウドサインを利用中の従業員1000人以下の企業に対して「テックタッチ」を2カ月間限定で無料利用できるプランを提供する。ユーザーがクラウドサインの操作時に「テックタッチ」のナビゲーションを見ながら電子契約を進めることが可能となり、ユーザーの負担軽減・電子契約締結のリードタイム短縮、社内における電子契約の浸透度、契約の電子化率の向上を支援する。
サービス内容は、クラウドサインの画面上にナビゲーションを表示し、操作を案内するもの。ブラウザの拡張機能をインストールすることで、誰でも簡単にナビゲーションを画面に表示できる。希望ユーザーには、個社独自のルールの浸透に向けて注意喚起の文言のカスタマイズや操作案内の設置個数、案内の表示位置の変更が可能。
サービス対象者は、以下のいずれかの内容に該当する従業員1000人以下の企業。
- クラウドサインユーザーの操作時間を短縮したい。
- ユーザーからの問い合わせを削減したい。
- クラウドサインを初めて使用するユーザーの心理的負担を軽減したい。
- 電子帳簿保存法や社内ルールを入力画面上に表示し、ガバナンスを強化したい。
「テックタッチ for クラウドサイン」では、以下のような効果が想定される。
- 利用企業ごとのカスタマイズの実現
電子契約を送信する上で重要な社内の独自ルールも「テックタッチ for クラウドサイン」を利用することで表示可能となる。個社の使い方に合わせて案内表示をカスタマイズすることで、入力ミスの削減・社内ルールの徹底を支援する。
- 社内教育コストの低減と入力品質の向上
システム操作に慣れていないユーザーであっても画面に表示される案内を見ながら操作を進められるため、教育にかかるコストを削減できる。システム操作に慣れたユーザー向けにも、入力ミスが起こりやすい箇所や入力データの品質に差が出やすい箇所に案内を表示することで、入力データの質を高められる。なお、従業員数1001人以上の企業や「テックタッチ for クラウドサイン」で用意しているナビゲーションに加えて他画面にもナビゲーションを使用したい企業は特設ページからの問い合わせが必要。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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