STORESは、4月1日付で井出優太氏がChief Product Officer(以下、CPO)に就任したことを、4月10日に発表した。
新型コロナや市場環境の変化により消費者のデジタル活用が広がる中、買い物における購買パターンが多様化し、中小事業者の事業運営は複雑化している。加えて、深刻な人材不足や事業継続の問題に直面する事業者も少なくない。
これまでSTORESは、こうした中小事業者の課題を解決すべくデジタル化に向けたさまざまなサービス提供に取り組んできた。創業から5年がたった今、複数サービス間の連携を加速し、課題解決の領域をさらに拡大することを目的としてプロダクト開発体制の変更を決定した。
井出氏は、2018年にヘイ(現STORES)に入社。「STORESレジ」のプロダクトオーナーや「STORES」プラットフォーム全体のデザインリードを担当し、2022年4月より同社のVP of Product Designを務めてきた。
CPOの就任にあたって、井出氏は以下のコメントを寄せている。
「この1年間、STORES として、誰のためにどんな製品を作っていくのか、全社プロダクトの方針決定に関わってきました。私自身の専門はインタラクションデザインで、狭義にはコンピュータと人の関わり方を考えること、もう少し広げると複雑なものを人々が扱いやすい状態にすることです。そのためにエンジニアリングや、グラフィックデザインやプロトタイピングのスキルを駆使するのが得意でもあります。ここから先、自分の得意分野を活かしながら、素晴らしいプロダクトを、価値を、本気で楽しんで創り上げたいと考えています。どうぞよろしくお願いします」
STORESは、個人事業者から中規模企業まで店舗を運営する人に向け、ネットショップ開設・POSレジ・キャッシュレス決済・オンライン予約システム・店舗アプリ作成など店のデジタル化を総合的に支援するサービスを展開している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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