アピリッツは、社内における人間中心設計(HCD)の普及と学習プロセスの成果をまとめた「HCD基礎検定受験推進の成果と組織的学習に関する調査レポート(2026年1月発行)」を、ホワイトペーパーとして2月12日に公開した。本レポートでは、報奨金制度、学習環境の整備、文化醸成を一体化させた「三位一体」の施策が、職種を横断した共通言語化にどう寄与したかを、56名の合格者へのアンケートに基づき分析している。

調査結果によると、施策の導入により短期間で100名を超える合格者を創出。HCD概念について「説明できる」と回答した割合は、受験前の16%から受験後には74%へと大幅に向上した。特筆すべきは、合格者の過半数をエンジニアが占めている点であり、HCD基礎検定が非デザイナー層にとっても有効な学習機会として機能していることが浮き彫りとなった。学習期間は2〜3週間、学習時間は10〜19時間がボリュームゾーンとなっており、短期集中型の学習スタイルが定着している実態もうかがえる。
また、受験動機については報奨金という外発的動機と、自己啓発という内発的動機の双方が参加率を押し上げたことが明らかになった。プロダクトマネジメントにおいて不可欠なUX視点を組織全体に浸透させるための具体的なプロセスや、エンジニアを含む多職種での共通言語化の過程は、組織づくりを担うマネージャー層にとっても有益な知見といえる。レポートの詳細は、アピリッツの公式サイト内にある専用ページから確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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