ANOBAKAは、スタートアップの起業家を対象に実施した匿名アンケート「ANOBAKA STARTUP SURVEY」の結果を、5月10日に発表した。同調査は、シード期〜シリーズAステージの起業家を中心にオールステージの上場前の起業家に対して、2月20日~4月24日の期間に行われ、102名から有効回答を得ている。
調査対象者に、事業アイデアの着想はどこから得たかを尋ねたところ、「自分の原体験」(59%)がもっとも多く、「情報収集の中で自ら捻り出した」(23%)、「海外のテック企業などから着想」(8%)、「先輩経営者や友人のアイデアなどから着想」(3%)がそれに続いた。
起業することを誰かに相談していたかを尋ねた質問(複数回答)では、「友人」(23%)が最多となり、以下「誰にも相談していない」(23%)、「家族やパートナー」(20%)、「先輩経営者」(20%)が続いている。また、「同僚・上司」(10%)といった回答や、「VC(ベンチャーキャピタル)」を挙げる回答もわずかながらみられた。
起業してから辛いと思ったこととしては、「お金まわり(資金調達などのキャッシュ・マネジメント)」(43%)がもっとも多く、以下「事業が思うように成長しないこと」(20%)、「特に辛いと思ったことはない」(15%)、「組織課題(マネジメント・退職・トラブル対応等々)」(7%)、「大小さまざまな意思決定の機会が多いこと」(4%)、「孤独感」(4%)、「多忙なこと」(2%)が続いている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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