ブラウザ上で共同編集できるデザインプラットフォーム「Figma(フィグマ)」を提供するFigma, Inc.の日本法人であるFigma Japanは、6月22日に米国サンフランシスコで開催された「Figma」新機能発表イベント「Config 2023」の日本・虎ノ門で開催された「Watch Party」において、「Figma」のコミュニティである「Friends of Figma(FOF)」が、東京に加えて全国21地域(最北端青森から最南端沖縄)と2つの専門分野(教育分野、UX Writer分野)へ拡張したことを発表した。
Figmaの年次カンファレンスである「Config」は、デザイナー、開発者、製品開発者などのグローバルコミュニティが一堂に会し、互いにつながり学び合う場。今年5回目を迎える「Config」が2023年6月21日と22日の2日間に渡りサンフランシスコで開催され、約8500人のFigmaグローバルコミュニティが一堂に会した。
「Watch Party」は世界各地の「Figma」コミュニティで開催され、サンフランシスコの「Config」の様子をほぼ同時に視聴し体感できる。国内では、6月22日に虎ノ門で「Config Watch Party」が開催された。Keynoteの振り返りセッションではFigma Advocatesが今回新たに発表されたばかりの機能についての解説やトークセッションを行い、「Figma」コミュニティと一緒にリアルタイムで知識をアップデートした。
「Figma」は地球規模で「Friends of Figma(FOF)」のコミュニティ活動をチャットツール「Discord」で実施しており、ユーザー同士がコミュニケーションやイベントを実施している。現在世界で200を超えるコミュニティが各地で「Figma」を通してデザインコミュニティを盛り上げている。
Figma Japanでは、今年3月14日に実施した1周年記念イベント「デザイン経営2023ー“Great DX is not done without Great Design”」においてカントリーマネージャーの川延浩彰氏が「Figma コミュニティ(Friends of Figma)の拡張」を宣言。さらに日本全国でコミュニティ活動が盛んになるようなリーダー(Figma Community Advocate)の募集をSNSやイベントなどで宣言した。
「Figma」では、学生から社会人まで誰もが「Friends of Figma」のメンバーとなってチャプターと呼ばれるコミュニティにジョインできる。世界各地に広がっている地域や専門分野のコミュニティに参加したり、新たにコミュニティを作ったりすることも自由。
そのコミュニティのリーダーとして活動をサポートしているのが「Figma Community Advocate」。Figma Japanでは今回、21の地域と2つの専門分野のチャプターと、「Community Advocate」が誕生した。今後「Figma」公式コミュニティとしての活動をさらに盛り上げるために「Community Advocate」が「Figma」と「FoF」をつなぐ架け橋としての役割を担っていく。
21の地域と2つの専門分野のチャプターについては以下の通り。
-
21の地域
- 青森
- 宮城
- 新潟
- 埼玉
- 千葉
- 東京
- 神奈川
- 湘南
- 石川
- 福井
- 長野
- 名古屋
- 京都
- 大阪
- 広島
- 徳島
- 香川
- 愛媛
- 福岡
- 宮崎
- 沖縄
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2つの専門分野
- Japan Educator
- JP UX Writer
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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