食品流通のDXを推進するクロスマートは、2023年9月1日付で、執行役員 VPoP(Vice President of Product)に杉原達也氏が就任したことを発表した。
同社は、食品流通のDXを推進している企業。飲食店と卸売業者をつなぐプラットフォーム「クロスオーダー」を提供しており、受発注のDXを皮切りに、販促、請求書とアナログな業務を効率化する機能を展開している。サービス開始から約3年半、当月のアクティブな利用店舗数は5万4000店舗、ユーザー数は11万人を超えている。
外食産業は各地域の飲食店や卸売業者によって支えられ、継承されている。同社も国内各地に根ざした営業・サポート活動を行えるよう東京本社だけでなく関西営業所・九州営業所・東北営業所・北海道営業所を開設し、全国どこへでも行ける体制を整えてきた。
今回執行役員VPoPに杉原氏が就任することで「クロスオーダー」のマルチプロダクト戦略を強化する運びとなった。国内各地の「現場」からの声を反映しながら、外食産業が本来の創造的な仕事に時間を費やせるようになるプロダクトを展開していく。
杉原氏は、2016年神戸大学発達科学部卒業後、新卒で株式会社Speeeに入社。SEOコンサルティング事業の新規営業を2年経験した後、営業企画部にて営業の高度化・予実整合性の向上のためSFA・MA・ABMツールの導入・推進PJTを中心に従事。2020年1月に6人目社員として営業職でクロスマートに入社。同年7月にプロダクトマネージャーに転向し、主力サービスである「クロスオーダー」事業のプロダクト責任者として事業のPMF、マルチプロダクト化を推進してきた。
就任にあたって杉原氏は以下のコメントを寄せている。
「初めは学生時代のアルバイトでの経験や消費者として飲食店にいく程度でしか外食産業との接点はありませんでしたが、営業として卸売業者の皆様とコミュニケーションを取らせていただく中で産業の大きさ、そして食品流通における影響度合いの大きさ、現場で働く皆々様の真摯さに大いに触れることとなりました。
少しでも役に立ちたいと思い、機能改修や企画を進めていく中で受発注システムで解決できる課題のみならず、他領域におけるご相談を受け、経営管理プラットフォームとして少しずつ存在感を出せてきたと感じています。クロスマートの良さはお客様・パートナーを含めたステークホルダーの皆様と事業・サービスを創り上げていく文化が根付いていることだと感じています。皆様の協力を得ながら、多くの課題を事業・サービスを通じて連続的に解決することで産業のコスト構造を変革し、外食産業のよりよい未来を実現できるよう尽力いたします」
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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