米Zuoraは、サブスクリプション(経常収益)ビジネスの成長を加速する新製品「Zephr」の、日本国内での発売を11月15日に発表した。
Zephrを使用することで、プロダクトチームとグロースチームは各サブスクライバーのライフタイムに沿った適切なサービスやプランの提案をスピーディーに作成し、継続的な価値を提供できるようになる。
さらに、アップセルの増加や解約の減少、非課金顧客から有料顧客への引き上げといった、サブスクリプションビジネスを行う企業における収益成長の、さらなる加速が可能になる。
具体的には、加入者のアクティブな料金プランなどのファーストパーティデータ、CRM、ESP、CDPへの拡張機能によるサードパーティデータを通じて、それぞれの加入者を深く理解できるようになるほか、アイデンティティ管理、アクセス管理、エンタイトルメント・トラッキングに対応しており、すべてのサブスクライバーのための強化されたアイデンティティの構築が可能となっている。
また、リアルタイムでダイナミックなオファーを作成し、サブスクライバーのライフタイムを通じてコンバージョンとリテンションを促進したり、期間限定のバンドルや割引で非課金顧客をターゲットにしたり、適切なアドオンオファーで有料顧客をターゲットにしたりといった、ウィンバックや解約防止戦略で解約を減少させられる。
ほかにも、ローコード・ルールビルダーと50以上の事前定義されたデシジョンポイントによって、迅速に実験と学習ができるようになり、プロダクトチームとグロースチームはエンジニアリングリソースを消耗することなく、数秒で作成と反復を行い、市場投入までの時間の大幅な短縮が実現する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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