デライト・ベンチャーズは、エンジニアによる革新的な事業創出の促進を目的に、エンジニアの起業支援に特化した「第1回VチャレTech」を開催する。参加募集期間は、12月20日〜2024年2月29日。
VチャレTechは、エンジニアが自身のアイデアを元にプロダクトを開発して、アクティブユーザーや顧客の獲得を判断指標として事業創出を実践するプログラム。
参加者は、デライト・ベンチャーズの支援を受けつつ、約6か月でプロダクトの設計・開発・検証を実施し、その後トラクションの獲得を得て、独立起業・調達を目指す。同プログラムを通じて、多くのエンジニアが起業へのチャレンジへ一歩を踏み出せるよう、継続的な支援を提供していく。
プログラムの実施に先立って、全応募者に対して事前審査を行い、事前審査通過者はVチャレTechのプログラムに沿って、プロダクトの設計・開発・検証を行う。設計フェーズではプロダクトの詳細設計や検証方法、予算などについて検討し、続く検証フェーズでは実際に市場にプロダクトをリリースして、十分なトラクションを得られるかについて効果検証を行う流れとなる。
おもな募集対象は以下の通り。
- 社会に新たな価値を創出する、スケールの大きなプロダクトの創出に挑戦したいエンジニア(約3年以上の経験者)
- 合計約6か月の間、起業支援プログラムに参加・稼働のコミットメントができる人
同プログラムの監修は、DeNA時代に「Mobage」をほぼ1人で、約3か月で開発したマネージングパートナーの川崎修平氏が責任者となって担当し、独力でプロダクトを作れるエンジニアを対象に、サービス指向性の高いエンジニアやビジネス観点での支援メンバーが壁打ちを実施する。
創業前のプロダクト検証時点では、審査通過者に対して最大1000万円のマーケティング・プロダクト開発などに関する検証費の提供が行われる。また、検証結果に応じて1000万円〜5000万円程度のJ-KISS投資を提案するとともに、事業戦略、セールス、マーケティング、会社設立、人材採用、資金調達活動といった、起業に関する業務を総合的に支援する。
なお、アーリーステージから米国での起業に挑戦したい人には、現地の日本人起業家コミュニティメンバーの紹介、現地滞在に関する経済的支援も可能となっている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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