生成AIを使い、プロダクト開発プロセスの課題と解決策を発見するためのワークショップ「生成AIと進める:プロダクト開発伴走プログラム」が、7月16日に開催される。参加費は無料。
生成AIを製品や機能に実装することが注目されているが、それを価値のあるビジネスやプロダクトに変換するには高いハードルがある。今回、生成AIを組み込む前段階として生成AIをアドバイザーとして使いこなし、プロダクト機能の価値を高める方法を学ぶワークショップが行われる。
ワークショップ参加者はAmazonのプロダクト開発プロセスである「Working Backwards」を用いて現状の開発プロセスを整理し、プロダクトコミュニティ「PM DAO」が提供する生成AIサービス「Value Discovery」からアドバイスを得る。「Value Discovery」にはジョブ理論やプロダクトディスカバリーのノウハウが組み込まれており、ユーザー目線での体験構築に効果的なバリューキャンバスが得られる。生成AIの助けを借りることで、プロダクト開発プロセスの課題と解決策を短時間で発見できる。
開発はチームで進めるため、同プログラムはチームで参加する。一人だけ使い方がわかってもメンバーに伝える難しさがあるため、チームで一緒に参加できるよう企画された。ワークショップ終了後のフォローアップを予定しており、いざ進めてみて直面した悩みや詰まりどころを解決できる。一人が参加して終わりではなく、チームで参加し実際に適用するところまでの道のりが見えるワークショップとなっている。
ワークショップで提供される価値は以下の通り。
- 顧客視点に基づくプロダクト開発の実践的な知識とフレームワークの習得
- チーム参加による自社プロダクト開発の行動変容
- 生成AIにアドバイスをもらいながらのプロダクトアイデアやビジネスモデルの検討と評価
参加対象は以下の通り。
- 技術視点から顧客視点のプロダクト開発に切り替えたいプロダクトマネージャー
- 組織を変えたいと考えているCTO、CPOなどのプロダクト責任者
- 生成AIをビジネスに活用し、競争力を高めたい起業家やスタートアップの人
開催日時は7月16日の19時~21時で、会場はAWS Startup Loft Tokyo(東京都品川区)。参加は1社あたり2~5名のチームでの応募となる。会社単位で抽選が行われ、抽選を通った会社は全員参加となる。なお、チームごとに扱う自社プロダクトや既存機能の概要などの提出が必要。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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