リサーチカンファレンス事務局は、「RESEARCH Conference 2025 プレイベント」を、8月8日に現地とオンラインのハイブリッド形式で開催する。参加費は無料。
「RESEARCH Conference」は、よりよいサービスづくりの土壌を育むためにデザインリサーチやUXリサーチの実践知を共有し、リサーチの価値や可能性を広く伝えることを目的としたカンファレンス。本年は「POTENTIAL」をテーマに開催される。
今回のプレイベントでは、株式会社 Muture 佐藤忠輔氏、ニッセイ情報テクノロジー株式会社 田中貴之氏、株式会社PeopleX 佐伯幸徳氏が登壇し、それぞれ講演を行う。その後「越境するリサーチ、生まれる可能性」をテーマに、参加者からの質問を織り交ぜながらディスカッションを行う。
開催日時は8月8日の19時30分~21時。現地会場はG's東京(東京都渋谷区)で、オンラインはYoutube Liveを通じて配信される。なお、後日アーカイブの公開も予定されている。
講演内容とスピーカーは以下の通り。
「大企業でリサーチの「当たり前」を作る」株式会社Muture UXデザイナー/プロダクトマネージャー 佐藤忠輔氏
なぜ多くの大企業でユーザーリサーチが「一部組織の専門範囲」にとどまり、全社的な意思決定プロセスに浸透しないのか。組織の壁や文化の壁を越えてリサーチを事業の中核に位置付けるための「構造の理解」「実践」、そしてリサーチの「成果」をどのように測定するのか。丸井グループを事例に大企業におけるリサーチ文化作りの実践例を紹介する。
「"壁の向こうに顧客がいる"と気づいたとき」ニッセイ情報テクノロジー株式会社 プロダクト・サービス事業推進室プロダクトマネージャー 田中貴之氏
SI事業が主となる同社の状況では、新規プロダクト開発に乗り出す際に顧客理解不足が障壁になると感じている。同社が顧客とベンダーという関係性を越えて、共創アプローチを試行した結果、得られた価値と課題について語る。
「AIと共創するリサーチ文化」株式会社PeopleX デザイナー 佐伯幸徳氏
「リサーチの恒常的な導入と組織への伝播」は非常に難しい課題だと感じていた過去の実体験と、AIの利用や自社AIプロダクトを通じた意図せぬ経験が組織に与えた影響、という事例を紹介する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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