台湾のiKalaは、同社のCEOである程世嘉(セガ・チェン)氏による著書『AI世界を生き抜く根本原理とルール 次のAI革命は、アジアから始まる』(日本語版)を、7月11日に日経BPから発売する。四六判で税込価格は1980円。

同書では、AIを単なる技術革新ではなく「社会を変える思想的基盤」と捉え、これからの時代に求められる仕事に対する価値観、学びのスタイル、思考の起点となる問いの力を提示しており、以下のような問いを軸に次世代の働き方と経営戦略を再構築する視点を提供している。
- 個性・直感・問いの力をどう磨くか?
- 生成AIを「ツール」ではなく「戦略」として取り込むために何が必要か?
- 米中が先行するAI開発に対して、日本や台湾はどう対抗しうるか?
あわせて、特別コンテンツとして程世嘉氏によるインタビューを新たに収録する。AIがインフラとなりつつある今、「どの国・どの企業のAIと信頼関係を結ぶか」という視点が重要であると説き、データ主権・透明性・多極化の時代におけるアジアの戦略的立場について語っている。
なお、同書はすでに中国語および英語で刊行されており、今回発売される日本語版が3番目の言語となる。
iKalaは、AI変革ソリューションを提供するグローバル企業で、「AIエンパワーメント」を使命に企業がAIを核としてビジネス変革、成長の加速、新たなビジネスモデルの創出を達成できるよう支援する。日本市場には、AIマーケティングプラットフォーム「Kolr(カラー)」を導入している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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