海外のトップデザイナーや、スピーカーを招聘してカンファレンス&ワークショップを開催しているUX DAYS TOKYOは、日本企業のサイトを実際にユーザビリティテストして、その結果をまとめる勉強会「ユーザビリティテスト実施と分析方法」を、7月22日19時〜21時にアイスリーデザイン(東京都港区)で開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。
同勉強会では、参加者が5名1グループに分かれて、特定のサイトにおいてユーザビリティテストを実施する。ユーザビリティテストから検出された内容をチームでまとめて、優先度の決定づけを行う。
数多くのサイトをユーザビリティテストすることによって、ヒューリスティック評価を高められ、多様なコンテキスト・被験者によるユーザビリティテストを実施することで、新たな発見ができる。あわせて、チームでの考え方を統一して、推し進めるためのディレクション能力も身につけられる。
当日のおもな内容は以下の通り。
- 今回のユーザビリティテストの目的と概要の解説
- ユーザビリティテストの実施・観点・評価項目
- ユーザビリティテストから検出された内容をまとめる
- 検証された内容の優先度(実行可能・緊急性など)をチームで決定する
- NN/g:ユーザビリティ原則の10箇条
- GoogleのHEARTメトリックスとNN/gのCASTLEフレームワークの紹介
同勉強会において学べる内容は以下の通り。
- ユーザビリティテストの成果を最大化する方法:テスト結果をどう活かすかで、プロダクトの改善スピードと精度が変わる
- チームでユーザビリティテストを推進するコツ:メンバーを巻き込み、テストを継続的な学びと改善のサイクルに変える
- テストの積み重ねが「ヒューリスティック力」を鍛える:繰り返しの観察から、課題の共通パターンを見抜く力が養われる
- 多様な視点を集めて、ヒューリスティック評価を深める:チーム内外の意見を持ち寄ることで、より精度の高い判断が可能になる
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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