ProductZineを運営する翔泳社より、11月11日(月)に書籍『UXリサーチの活かし方 ユーザーの声を意思決定につなげるためにできること』が発売となりました。
プロダクト開発においてUXリサーチは欠かせませんが、社内で実施の意義を理解してもらえない、誰もレポートを読んでくれない、やっただけで満足して知見を活用も蓄積もできていないなど、UXリサーチをプロダクトや事業につなげるには多くの課題があります。
本書ではこうした課題を乗り越えるために、UXリサーチをどのように活かせばいいのか、どうやって組織に浸透させるのかを詳しく解説します。
組織にUXリサーチの必要性を広めてメンバーを巻き込む方法や、リサーチ結果をデータベース化して参照しやすくする方法、UXリサーチを継続するための方法を紹介しているので、ユーザーの声をプロダクトに結びつける文化を作るノウハウを学ぶことができます。
UXリサーチの重要性を認識しながらなかなか社内理解を得られず、実施したいのにできない、実施したのに調査の結果を持て余しているという方は、本書を参考にしていただければ幸いです。
目次
序章 「ユーザー理解」と「事業」をつなげる
第1部 3つの視点でリサーチの必要性を捉える
第1章 自分・組織・事業の3つの主語を切り替える
第2章 [STEP 1] 自分視点で「立ち位置」を把握する
第3章 [STEP 2] 組織視点に切り替える
第4章 [STEP 3] 事業視点に切り替える
第2部 リサーチの波を作る
第5章 日常業務の延長上で、仲間を巻き込む
第6章 リサーチ活動をオープンに報告していく
第3部 リサーチの波を組織全体に広げる
第7章 リサーチに周囲をいかに巻き込むか
第8章 伴走型リサーチの進め方
第9章 進行時のリスク管理や環境整備の進め方
第10章 チームメンバーの「リサーチ体験」を意識する
第11章 複数のリサーチ案件を動かす時の優先度づけ
第4部 リサーチを継続させる
第12章 ユーザー理解がチームの関心事になっている状態へ
第13章 データベースを構築する5つのステップ
第14章 新入社員のオンボーディングにリサーチの力を使う
第15章 他職種の視点でユーザー理解の活かし方を捉える
第16章 Research Culture Bookで、リサーチ活動を伝えやすくする
第5部 事例集:組織に合わせてユーザー視点を届ける
第17章 シーン別「リサーチの伝え方」
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- この記事の著者
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
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