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ProductZine Day 2024 Summer

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特集記事(AD)

KA法でのインタビュー分析を誰でも日常的に──プロも認める、はてなの新サービス「toitta」

UXリサーチのプロは「toitta」をどう見るか

 続いてUXリサーチのプロである羽山祥樹(はやま・よしき)氏が登壇。KA法の有用性やユーザー視点でのtoittaの価値を解説した。

日本ウェブデザイン株式会社 代表取締役CEO 羽山祥樹氏
日本ウェブデザイン株式会社 代表取締役CEO 羽山祥樹氏

 KA法は、「発話録からユーザー心理を付箋(=切片)に書き出す」→「似た付箋をグループにする」→「グループ同士を照らし合わせ似たものを大きなグループにする」→「さらにグループ化を繰り返し、グループ同士の関係性を線や矢印でつなぐ」という手順で進めていく。

KA方の基本手順
KA方の基本手順

 「覚悟して取り組めば、数百枚の付箋をまとめ上げるころには、あなたは霊媒師のようにユーザーを自由にのりうつらせるようになっています。何度も何度もユーザーの声を読みこむからです。しかし、そこに至るまでには、膨大な時間を注ぎ込む必要があるため、多くの人は途中で心が折れてしまい、最後までたどり着けない」(羽山氏)

 “とにかく時間がかかる”というKA法の課題を解消するために誕生したtoitta。いち早くtoittaのテストユーザーとなった羽山氏は、toittaを使ってKA法の前処理(インタビューの書き起こしと切片化)をしてみた。すると、それまで何日もかかっていたユーザーインタビューの分析が、わずか6時間ほどで終わってしまったという。「60分の録音データをtoittaに放り込んでから、お風呂に入って戻ったら、書き起こしと102個の切片化まで済んでいる。その後は、レビューをしてから、組み上げていくだけ。完徹を覚悟していたら、カーテンの外が明るくなる前には価値マップが完成していました。toittaの生成結果は、プロの視点で修正や調整を行えば、ちゃんと実用に耐える。これはすごいと思った」。

toittaを使ってKA法の前処理を行ったところ……
toittaを使ってKA法の前処理を行ったところ……

 羽山氏がtoittaを評価するのは「UXリサーチの実務の細かいところまで気の行き届いた案を生成してくれる」点。切片化をする際に、単に短文に切り出しているのではなく、前後の文脈を踏まえ、ちゃんと意味が通る形で切り出している。自動グルーピング機能を使ったときに解説が足されるところや、切片をMiroなどにコピー&ペーストできるところなども、toittaの実用性を高めている要因だと明かした。

 「きめ細やかな工夫の数々は、toittaを開発したチームが大量の親和図法をこなして、UXリサーチの実務を深く理解している表れです」(羽山氏)

toittaの無料トライアルについて

 toittaでは現在、toittaを一定期間無料でトライアルいただける機会をご提供しています。 ご利用を希望の際には、toitta公式サイトからお問い合わせください(ご応募多数の場合は先着順で締め切らせていただく可能性がございます)。

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進化し続ける「toitta」

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

 フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社はてな

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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