アイスリーデザインは、PMMフレームワークと診断チェックリストを11月27日に公開した。
PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)は、GAFAなどの大手外資系IT企業で標準化が進んでいる、製品価値を最大化するプロダクトマネジメント手法で、今回の業界初となるPMMフレームワークは、開発と営業の間に多く存在するコミュニケーションやプロセスの壁を取り除き、製品価値を最大化すべく開発されている。
従来は、プロダクトマネージャーが製品の開発から市場導入までを幅広く担当していたが、役割の拡大にともなって市場・営業戦略に特化したPMMが誕生した。PMMはおもに、Go-to-Market戦略をリードして、顧客ニーズや競合分析に基づいて製品価値を最大化する。また、価格設定やマーケティング、営業との連携を通じて製品の成功を支える存在であり、現在のプロダクトマネジメントにおいては、プロダクトマネージャーとPMMが連携する分業体制が新たなトレンドとなっている。
あわせて公開された診断チェックリストは、PMMフレームワークを導入する際の具体的なプロセスやポイントを明確にすべく作られており、開発と営業の連携強化やプロジェクトの成功を加速させるために必要な手順や注意点を網羅し、現状のプロダクト開発に必要な要素を可視化することによって、PMMフレームワークのよりスムーズな導入、および最大限の効果発揮を支援すべく公開された。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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