コミューンは、同社の提供しているコミュニティサクセスプラットフォーム「Commune(コミューン)」を活用したコミュニティを、PTXが開発・運営を行うポイ活アプリ「Powl(ポール)」内に実装して、アプリとのポイント連動を行ったことで、コミュニティの月間アクティブユーザー(MAU)が4.9倍となったことを、12月12日に発表した。
Powlは、「スキマ時間をちょっと豊かに」をコンセプトに、通勤時間や昼休み・就寝前といったスキマ時間でも気軽にポイントを貯められ、少額から交換が可能なポイ活アプリ。アプリ内では、直感的な好みを選択する「2択選択」をはじめ、「チャット」「クイズ」「アンケート」「ゲーム」「移動」「歩数」といったコンテンツへの参加を通じて、気軽にポイントを貯められる。貯めたポイントは、ECサイトのギフト券や電子マネーと交換できる。
コミュニティはCommuneで構築され、アプリ内に埋め込まれており、Powlに登録された会員情報は、自動でコミュニティに連携されるので、コミュニティへの会員情報の登録が必要なく、UXの向上につながった。Communeは、アプリ内埋め込みに最適化したインターフェースを搭載しており、「コミュニティ」メニューからコミュニティを呼び出せる。
Powl内に蓄積されているポイントとコミュニティ内で貯めたポイントがリアルタイムに連動し、コミュニティ内で貯めたポイントは任意でPowlのポイントへの交換が可能となっている。このポイント連動機能の実装によって、コミュニティ内でのさまざまなアクションをアプリ内ポイントに還元できるようになった。
将来的には、コミュニティ内に広告掲出箇所を設けることで、コミュニティ内の広告枠を新たなマネタイズポイントとすることを予定している。
PTXによれば、今回のアプリ内へのコミュニティ埋め込み以降、コミュニティの月間アクティブユーザーは、埋め込み前と比較して約4.9倍の、63%になったという。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア