Asobicaは、同社の提供している企業向けロイヤル顧客プラットフォーム「coorum(コーラム)」を利用している各企業の、日々の取り組みや成果を表彰する「coorum AWARD」を、12月16日に発表した。表彰は、2025年2月7日に開催されるオフラインイベント「coorum THANKS PARTY」内で実施される。
coorum AWARDは、coorumを利用している企業への感謝と、オンラインコミュニティを起点とした顧客中心(コキャチュウ)の取り組みを通じて、顧客との継続的なコミュニケーションやロイヤリティ向上など日々の取り組みを讃え、広く発信すべく2023年から運営されている。
同アワードでは、「Best Community Manager賞」「Customer Success賞」「Business Impact賞」「Good Idea賞」「Passionate Community賞」「特別賞」の全6部門が選出される。
Best Community Manager賞には、京セラのコミュニティサイト「TORQUE STYLE」が選ばれた。企画力とcoorumをハックしたスキルで、コミュニティユーザーを楽しませるコンテンツを継続して生み出していることが、今回の受賞理由となっている。
Customer Success賞には、サイボウズのコミュニティサイト「キンコミ kintone user community」が選ばれた。コミュニティ内のユーザーセグメントとヘルススコアを統合して分析することで、コミュニティを活用して導入企業の解約抑止に役立てていることから、今回の受賞に至っている。
Business Impact賞には、ニップンのコミュニティサイト「ニップン アマニコミュニティ」が選ばれた。コミュニティユーザーの意見をもとにPOP案を作成して、前年比約120%の売上貢献をしたというメーカーとしての好事例を創出したことから、今回の受賞に至っている。
Good Idea賞には、大創産業のコミュニティサイト「DAISOの輪」が選ばれた。コミュニティで得られる顧客の声や顧客同士の交流を通じて、顧客との「共創」を目指す取り組みがユニークであることから、今回の受賞に至っている。
Passionate Community賞には、シャープのコミュニティサイト「ロボホン友だち広場」が選ばれた。2023年11月のオープン以降、非常に高いアクション量と特徴的なUGCが集まっていることから、今回の受賞に至っている。
特別賞には、SUBARUのコミュニティサイト「スバ学」が選ばれた。「安心安全のUGCを集める」というマーケティング戦略に基づいて、社内の開発部門なども巻き込みつつ、UGCを社内外に伝播させ「SUBARU」のファンを増やし続けていることから、今回の受賞に至っている。
coorumは、コミュニティを活用して顧客のロイヤリティを高めLTV最大化を実現する「coorum community(コーラムコミュニティ)」、顧客単位で行動データを統合・可視化することで、顧客の変化をリアルタイムに捉える「coorum insight(コーラムインサイト)」、顧客の本音を収集して顧客理解を深めるリサーチツール「coorum research(コーラムリサーチ)」の、3つのプロダクトで構成されるロイヤル顧客プラットフォーム。マーケティング・PR・商品開発といった事業の意思決定に、顧客の声や心理・行動データを反映することで、事業成長を支援する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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