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ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

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AppLovin、2025年のモバイルアプリ業界におけるトレンド予測を発表

 AppLovinは、2025年のモバイルアプリ業界におけるトレンド予測を発表した。

 同社による、モバイルアプリ業界を形成するトレンドとイノベーションについての2025年の予測は以下の通り。

予測1.AIドリブンの予測マーケティングがブランドエンゲージメントの道を切り開く

 eコマース部門営業副社長 ラファエル・ヴィヴァス氏は、AIがブランドと消費者のつながり方を変革すると予測している。ユーザーのニーズを予測することで、D2Cブランドはパーソナライズされた高ROIのキャンペーンをよりスマートかつ迅速に活用できるようになる。AIツールによりマーケターはトレンドを予測し、広告費を最適化して顧客がエンゲージしたいタイミングに正確にアプローチできると予測した。

予測2.購買経路の自由化

 ラファエル氏は、消費者の購買行動の変化にも注目している。

 「2025年までには、買い物の方法が完全に自由化されるでしょう。もはや物理的な店舗に行くだけでも、大手プラットフォームに頼るだけでもありません。D2Cブランドが台頭しており、新しいツールによって、消費者がさまざまなタッチポイントを通じて商品を発見し、関与し、購入することがこれまで以上に簡単になるため、これらのブランドはさらに発展していくでしょう。特にモバイルアプリで利用できるシームレスな購買ファネルが、D2Cブランドにこれまで見たことのない形で目立つチャンスをもたらすのです」と述べた。

予測3.eコマースがモバイル広告に進出

 eコマース部門副社長 ポール・ケネディ氏は、アプリ内広告が小売ブランドにとってますます重要になると予測している。

 「2025年には、eコマースがモバイルアプリ内広告を主要なパフォーマンスチャネルとして完全に取り入れるようになるでしょう。小売ブランドは、従来のディスプレイ広告やSNSのチャネルを超えて、膨大な規模で購買意欲の高い消費者を見つけるためにリーチを拡大し始めるでしょう。そしてそれにより、アクセスしやすいパフォーマンスベースの方法で、売上成長を促進することができるようになるでしょう」と述べた。

予測4.パーソナライズされたゲーム内体験 - そして非ゲームアプリにおけるゲームメカニクス

 グローバルビジネス開発担当副社長 ダニエル・チェルナホヴスキー氏は、テクノロジーの進歩により、アプリ内でより深いユーザーセグメンテーションとパーソナライズされた体験が可能になると予測している。

 「ゲームの目的は常に、ゲームが自分のために特別にデザインされたとプレイヤーに感じさせることです。現在テクノロジーの進化により、UA と広告収益化の面でも、ゲーム開発の面でもこれが実現できる段階に達しています。ハイブリッドアプローチがゲーム開発の基盤となるにつれて、ユーザーのセグメンテーションがますます洗練され、エンゲージメントの高いプレイヤーや非課金ユーザーをそれぞれ異なるゲーム内の様々な体験に引き込むことができるようになるでしょう」と述べた。

 さらに、健康、ウェルネス、プロダクティビティ分野の非ゲームアプリは、ゲーミフィケーションを採用することでゲームアプリの成功を活用し、ユーザーのリテンションを高めると予想しており、「健康、ウェルネス、プロダクティビティ分野の非ゲームアプリは、ユーザーのリテンションとエンゲージメントを高めるためにゲームメカニクスを取り入れ続け、両分野の相互成長の機会を生み出すでしょう」と述べた。

予測5.Web統合型アプリのオンボーディングの進展

 ダニエル氏はさらに、Webとアプリの体験を融合させる傾向が強まると予測している。

 「より多くのパートナーが、アプリのユーザー体験の一部としてウェブを活用しています。当初は、主にサブスクリプションで利用され、開発者がオンボーディング体験をウェブに移行していましたが、現在ではアプリのカテゴリー全体に広がりつつあります。ウェブストアを通じて忠実なユーザーとのエンゲージメントを図る方法や、純粋にウェブベースのアプローチで新たなインタラクションを促進する手段として、今後この分野で多くの開発が進むと予想しています」と述べた。

予測6.広告疲れを克服するためのクリエイティブ戦略

 最高マーケティング責任者 ケイティー・ジャンセン氏は、広告が溢れる現代における「広告疲れ」の課題を強調している。

 「ソーシャルメディアやポッドキャストネットワークでの広告販売は好調です。これは業界にとって良いニュースですが、一方で課題も伴います。一部の推計によれば、消費者は1日に最大5,000本もの広告にさらされています。このような状況においてブランドは、コンテンツを常に新鮮な状態に保ち、関連性を維持してオーディエンスを引き付け続ける必要があります。その鍵となるのが、クリエイティブ戦略を定期的に刷新し、ユーザーの関心を引き続け、無関心になるのを防ぐことです。この例として、ゲーミフィケーションやインタラクティブ要素の活用が増えていることが挙げられますが、これを大規模に実現するのは非常に大きな課題です」と述べた。

 さらにケイティー氏は「成功するブランドは、多様で魅力的なコンテンツを生み出しながら、チームの負担を軽減する方法を見つけることができるブランドでしょう。AIはここで大きな助けとなり、ブランドがクリエイティブ制作を効率的に拡大できるようになります。すでに一部のプラットフォームでは、AIを取り入れて広告主がクリエイティブの多様化を自動化できるようにしていますが、これらの新しいツールがどれほど効果的かは今後の課題です。多くの広告主は、この機能を社内またはエージェンシーで管理することを選ぶかもしれません」と予測した。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。

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