エクスプラザと松尾研究所は、資本業務提携を行ったことを1月14日に発表した。同提携を通じて両社は、AI技術を活用したプロダクト開発を加速させ、日本の生産性向上とDX推進に貢献することを目指す。
エクスプラザは、「プロダクトの力で豊かな暮らしをつくる」をミッションに、生成AI活用のコンサルティングから開発までを一貫して支援する「EXPLAZA 生成AI Partner」をはじめ、コンテンツ生成AI「Mark」といった、生成AIを活用した社会実装を行っている。生成AIに関する知見を有し、多くの企業においてプロダクト開発やAX(AI-DX)を実施してきた。
松尾研究所は、東京大学大学院工学系研究科松尾・岩澤研究室とビジョンを共有して、大学・企業・スタートアップによる産学共創のエコシステム実現を目指して誕生した企業であり、AIに関する知見と経験を有している。
両社は、これらの強みを融合することで、AIを活用した新たなプロダクト開発やDX推進ができるとの考えから、協議を重ねた末に今回の業務提携に至った。
同提携は、両社が持つ技術力とプロダクト開発力を組み合わせることによって、AIを活用した新しいプロダクトやサービスを開発・運営することを目的としており、企業および両社のAIプロダクトにおいて共同開発・運営を行い、技術検証だけでなく実運用を前提とした社会実装を推進していく。あわせて、エクスプラザが展開する生成AI関連プロダクトにおいて、松尾研究所の豊富な知見を活用することで、より精度の高いAIモデル・AIアプリケーションの構築を実現する。また、精度の高いAIモデル・AIアプリケーションの構築を通じて、クライアント企業の多様なニーズに対応したソリューション提供を可能にし、事業拡大の基盤をより強化していく。
さらに、今後の市場拡大を見据えて、共同で組織体制を強化する。具体的には、採用活動での連携によって高度な技術力を持つ人材の確保を目指し、生成AI市場における競争力をさらに高め、国内外の市場でのプレゼンス向上を図る。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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