テックタッチは、同社の提供しているデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」に、複数の新機能を追加する大幅バージョンアップを実施したことを、2月17日に発表した。
今回の大幅バージョンアップは、テックタッチの利用が拡大する中で多種多様なシステムの上で動き続け、対象となるシステムを利用するユーザーから、より直感的に操作できるガイド作成機能や、画面カスタマイズ性の向上などが求められていたことから行われており、ガイド作成にまつわるさまざまな機能の追加によって、よりユーザビリティを高めるとともに、業務効率化へつながるサービスへと進化している。
新たに提供が開始されたバージョンでは、テックタッチでガイドを作成する際にシステムの画面をより簡単に作り変えられる、「デザインパーツ」が複数追加された。従来より、テックタッチによるガイド作成ではプログラミングに関する知識は不要だったが、デザインは都度一から作成する必要がある。そこで、今回のデザインパーツ追加では汎用デザインをテンプレート化して、ドラッグ&ドロップによる簡単な配置を可能にすることで、デザイン作成の手間を大幅に削減した。具体的には、目的に沿って最適な場所にボタンや画像を配置したり、使わない機能や項目は非表示にしたりといった、画面の自由な調整が実現し、より快適にシステムを利用できるようになっている。
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あわせて、自社の業務に合わせてカスタマイズされた画面にもテックタッチのガイドを表示可能になり、企業は独自の仕様に合わせて柔軟に操作ガイドを作成して、ユーザーをサポートできるようになった。
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さらに、所属会社・部署・エリアといったユーザー属性に適した案内の表示が可能になり、1人ひとりに合ったわかりやすいガイドが表示されるため、エンドユーザーは迷うことなく作業を進められる。
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そのほか、日付の入力ミスを防ぐためのチェック機能が追加され、購買や経費精算などの申請をする際に申請日より未来の日付を誤って入力したり、規定の期間外の日付を選択したりした場合に、テックタッチから通知されるようになり、下請法の遵守や入力ミスの削減につながり、スムーズに申請できるようになった。
テックタッチは、ノーコードで操作ガイドを簡単に作成・実装可能で、システム担当者の負担を軽減してユーザーのスムーズなシステム利用を促進するデジタルアダプションプラットフォーム。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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