STYZは同社が運営するインクルーシブデザインスタジオ「CULUMU」において、感情ベースのデザイン思考を活用した新たな「AIUXワークショップ」を、3月から提供開始する。同ワークショップでは、生成AIを活用しながら誰もがアクセスしやすい未来のサービスデザインをともに創造する場を提供する。




「CULUMU」は、AIの持つポテンシャルを最大限に生かしながら以下のような未来の実現を目指す。
- 誰もが直感的に使えるデザインの実現
- コスト・速度の面でもアクセシブルなサービス設計
- これまで諦めていた人々にも価値を提供するデザイン
「AIUXワークショップ」では、以下を重視している。

1.生成AIを活用したアイデア発想
生成AIを用いて、テキスト、音声、動画、画像などのマルチモーダルな手法でアイデアを形にする。このプロセスを通じて多様な発想を実践的に学び、インクルーシブなデザインアプローチを体験する。
2.感情にフォーカスしたアイデアの具体化
ユーザーの気持ちや感情を大切にし、ポジティブな体験を生み出すためのデザイン思考を学ぶ。不安や混乱を招くダークパターンを排除し、誰もが安心して利用できるソリューションの創出を目指す。
3.AIと人の協業プロセス
AIの特性を理解しながら人の創造力と組み合わせることで、よりよいアイデアを生み出す手法を探る。AIが補助することでアイデアの質を高め、包括的なデザインを実現する。
「AIUXワークショップ」の流れは以下の通り。

- Work1:座学「AIの基本的な知識を身につける」
- Work2:課題・期待の発見「現状の体験フローから課題や期待を発見する」
- Work3:アイデアの発想「AI×感情で未来のアイデアを想像する」
- Work4:アイデアの具現化「生成AIでアイデアを形にする」
- Work5:アイデアの発表「みんなにアイデアを共有する」
ワークショップ後は以下の展開を予定している。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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