エルボーズは、Co-Liftと共同開発したパターンオーダー方式のMVP開発サービス「Papplica(パプリカ)」を、3月31日に正式リリースした。

Papplicaは、パターンオーダー方式のMVP開発サービスで、独自に標準化されたモジュールを組み合わせることによって、短期間で高機能なMVPを構築できる。技術的負債を最小限に抑えつつ、高速な仮説検証サイクルを実現する。


自社開発プラットフォーム「Nodeblocks」を活用して、独自に標準化されたフロントエンド・バックエンドモジュールを組み合わせることで、自由な機能拡張と効率的な開発を実現している。
サービスのひな型となるプロトタイプを選定し、必要な機能・インターフェイス・データについてプロトタイプとのフィットギャップを確認した上でカスタマイズを実施して、カスタマイズ箇所のみのテストで品質を保証可能なため、要件定義・設計・開発・テストの開発工程を大幅短縮して、MVPでのビジネスの効果検証に即時に注力できる。
クラウド技術、マイクロサービス、先進的なフロントエンド技術を組み合わせた、高機能で柔軟なアーキテクチャを採用し、綿密に設計された技術スタックによって技術的負債を抑制しつつ、サービスの成長に合わせた適切なスケーリングを実現する。
ユーザー認証・検索・決済といったWebサービスの土台となる標準機能は、ほとんどのWebサービスに共通して必要となるので差別化要因にはなり得ないが、これらの機能はサービスを通じたユーザー体験の基礎となるため、Papplicaでは十分な機能性、使いやすさを踏まえて実装している。また、サービスの独自性を担うコア機能もベンチマークを行い、必要な水準を備える。
機能の挙動やUIコンポーネントは、UXにおけるベストプラクティスを考慮して設計されており、サイトごとに一貫したビジュアルデザインと論理的な情報構造を備えることで、ユーザーは迷わず目的の機能を利用できる。Papplicaなら、MVPの段階から十分に検討された一貫性のある使いやすいサイトを、すべてのユーザーに提供可能となる。
MVPは、時間・資源的制約からメインとなるユーザーのみに絞って構築するのが一般的ながら、Papplicaが提供するMVPではサービスに関わるすべてのステークホルダーに対して固有のサイトが提供される。エンドユーザー・ビジネスユーザー・運営者それぞれに対してサイトを提供することによって、プラットフォーム全体の仮説検証ができる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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