テックタッチは、同社の開発・提供するAI型次世代デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」が、マクロミルの提供する生活者データプラットフォーム「Coreka」に採用されたことを、5月8日に発表した。

企業の商品開発研究開発担当者は、日々「生活者の理解」と「アイデア発想」に対してデータを正確かつ迅速に取得・整理することが求められており、顧客企業のマーケティングの課題解決に伴走するマクロミルには、スピーディーな支援体制が求められることから、カスタマーサクセスのハイタッチによる支援だけでなく、システムの画面上でより知りたい状況や活用事例を効率的・効果的に案内などができる支援体制を行うべく、テックタッチの採用に至っている。
試験的に複数のDAPを導入した結果、会員区分のように顧客の状態に応じて内容の出し分けが可能なため顧客体験を向上できる点や、システムに関しての深い知識がなくても直感的に設定可能な点が評価され、テックタッチが採用された。豊富な導入実績に基づいて、カスタマーサクセス業務での活用に対して豊富なアドバイス・支援があったことも強い後押しとなっている。
現状では、ポップアップによるプロダクトツアーがメインとなっているが、今後はCorekaにおけるそれぞれの機能の操作ガイドやチュートリアルを充実させるとともに、ユーザーの習熟度を高めるべく事例紹介なども組み込んだガイド作成を支援していく予定だという。
Corekaは、マクロミルが創業25周年で培ったリサーチや分析ノウハウを結集した、業界初の生活者データプラットフォーム。企業の商品開発担当者に必要なデータ収集ができ、「生活者の理解」と「アイデア発想」を支援する。また、独自に構築した消費者パネルから得た時系列での定量/定性データを搭載し、3500ブランドの意識データや購買履歴データ、分析レポートなどへのアクセスが可能となっている。
テックタッチは、ノーコードで操作ガイドを簡単に作成・実装でき、システム担当者の負担を軽減してユーザーのスムーズなシステム利用を促進するAI型DAP。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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