リサーチカンファレンス事務局は、9月7日に開催した「RESEARCH Conference 2025」のアーカイブ動画および当日のレポートを公開した。
「RESEARCH Conference」は、デザインリサーチやUXリサーチの実践知を共有し、リサーチの価値や可能性を広く伝えることを目的としたカンファレンス。今回のテーマは「POTENTIAL」。どれほど技術が進化しようとも、ものづくり・ことづくりの核心には人間の本質的な理解とつくり手の論理では説明できない情動があり、それらを大切にしたいという思いから同テーマを掲げた。
「RESEARCH Conference 2025」のオフライン会場では、セッションのほか、参加者同士の交流を広げるためのさまざまな企画を同時に実施。各スポンサー企業のブースでは、リサーチに関するサービスを知れたり、理解を深めたりできる機会を提供した。
オンラインではYouTube Liveでの配信に加え、Miro会場を用意。Miro上ではオンライン参加者同士の交流や、登壇者との交流ができるインタラクティブな場として機能した。
今回公開した「RESEARCH Conference 2025」アーカイブ動画は以下のとおり。
- 「ワークショップをリアルに人が実施するメリット」/株式会社マクロミル 第2事業本部 リサーチソリューション部 マーケティング・リサーチャー 中村 基氏
- 「“Design as Usual”への挑戦 〜サービスデザインで社会・顧客の課題を「自分たち事」化する」/SOMPOホールディングス株式会社
- 「AIを組み込んだプロダクトの「なんか違う」をなくすための泥臭いリサーチ」/株式会社Shippio プロダクトデザイナー 新行内ゆかり氏
- 「Responsible Potential — 多視点から語る 生成AI×リサーチの価値とリスク」/鈴木 径一郎氏、ハヤカワ五味氏、Hatake氏
- 「東急の街づくりDXを推進するURBAN HACKSでのUXリサーチ実践」/東急株式会社 URBAN HACKS UXリサーチャー 水谷駿太氏
- 「見過ごされがちな社内体験:EXリサーチの重要性とその手法」/TDCソフト株式会社 デジタルテクノロジー本部 UXデザイナー 桑名のどか氏
- 「AI時代に求められる、リサーチのインハウス化とは」/ユニーリサーチ(株式会社プロダクトフォース)代表取締役CEO 浜岡宏樹氏
- 「イノベーションワークスペースMiroで、プロジェクトを爆速化しよう!」/ミロ・ジャパン合同会社マーケター 塩野由佳氏
- 「「トリニティ・シンキング」のススメ 〜人や組織が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」の視点から〜」/株式会社インフォバーン 平岡さつき氏
- 「生成AI駆動型UXリサーチ:効率化の先に残る人の役割」/株式会社メンバーズ ポップインサイトカンパニー 久川竜馬氏
- 「プロジェクトオーナーのポテンシャルを引き出す、デザインリサーチ」/株式会社メンバーズ nu.Designカンパニー UXデザイナー 酒井裕紀氏
- 「スキマバイトサービスにおける現場起点でのデザインアプローチ」/株式会社タイミー サービスデザイナー 真行寺由郎氏
- 「インサイトマネジメントのための土台作り」/GMOペパボ株式会社 EC事業部 プロダクトデザイナー 寺田國生氏
- 「リサーチ手法としてのリビングラボ 〜人口減少時代における生成AIを活用した地域のあり方〜」/一般社団法人日本リビングラボネットワーク 木村篤信氏
- 「生成AIとデザインリサーチが融和する未来 〜toitta開発チームの視点から〜」/株式会社はてな toitta プロデューサー 米山弘恭氏
- 「AI時代に問われる、リサーチの感受性──地域⇄大企業の現場から見えた「違和感」との向き合い方」/株式会社Muture 徳田彩氏
- 「日立のインハウス・デザインリサーチ ー企業内人類学者の実践ー」/株式会社日立製作所 研究開発グループ デザインセンタ 研究員 物井愛子氏
この記事は参考になりましたか?
- ProductZineニュース連載記事一覧
-
- 「社内に相談相手がいない…」新規事業担当者が抱える“孤独”の正体とは? アスタミューゼがウ...
- 提供開始6年半でARR100億円突破。LegalOn Technologiesが明かす、事...
- SOMPO、タイミーら登壇。AI時代のリサーチを学ぶ「RESEARCH Conferenc...
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア