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内製開発チームから全社へ。東京ガス、PBI管理やマニュアル整備で「Notion」活用を拡大

 Notion Labs Japanは、東京ガスがコラボレーションソフトウェア「Notion」および「Notion AI」を含むエンタープライズプランの利用を拡大することを、12月23日に発表した。

 東京ガスでは、Web会員サービス「myTOKYOGAS」を開発する約50名規模の内製開発チームが、2021年からNotionを導入。従来ファイルサーバーやExcelで行っていた情報共有の非効率さを解消し、オンボーディング資料の整備からPBI(プロダクトバックログアイテム)管理まで幅広く活用してきた。

 今回、より高度なセキュリティ要件への対応に加え、Notion AIによる検索性向上が実証されたことから、11月末より利用対象を10部署・300名以上へと拡大した。

 主な活用効果と見込みは以下の通り。

  • 情報共有の高速化:業務マニュアルや用語集を集約し、社員が自ら更新できる仕組みを構築。問題点の修正やナレッジ共有が即時に行われるようになった。
  • 意思決定の迅速化:開発のPBI管理をNotionに統合したことで、従来のExcel管理と比較して進捗確認や意思決定のスピードが大幅に向上した。
  • 検索時間の削減:Notion AIの活用により、マニュアルやプロジェクト情報を横断的に検索可能に。利用者1人あたり年間20時間以上の削減が見込まれるという。

 現場では「Notionがなければ仕事ができない」という声が上がるほど定着しており、今後は社内でのノウハウ共有を通じて各部署での活用を推進し、組織の透明性向上を加速させていくとしている。

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