「ユニーリサーチ」を提供するプロダクトフォースと、「Surveroid」を提供するマーケティングアプリケーションズは、マーケティングリサーチに協力する消費者モニターの実態調査を実施し、その結果を1月8日に発表した。
同調査は、マーケティングアプリケーションズ保有のアンケートモニター5989名を対象に実施されたもの。PMやリサーチャーがアンケート設計を行う上で留意すべき、興味深い実態が明らかになっている。
まず、回答に使用するデバイスは「スマートフォン」が約76%に達した。10代では約92%、60代でも半数超を占めており、モバイルフレンドリーな画面設計の重要性が浮き彫りとなった。回答タイミングは「寝る前の時間」(47.2%)、「夕食後の時間」(39.9%)が多く、リラックスタイムに行われている傾向が強い。

注目すべきは情報の正確性だ。登録プロフィール(年齢・居住地など)について尋ねたところ、計9.9%が「正しくない情報で登録している」と回答。その理由としては「個人情報の特定が怖い」(37.2%)が最多で、「変更手続きの漏れ」(33.2%)や「面倒だから」(31.4%)が続いた。

また、個別のアンケート回答において「あまり正確でない」「全く正確でない」と答えた層に対し、その理由を聞いた結果は以下の通り。
- 同じような設問が続いて混乱する(26.4%)
- 回答画面の操作がわかりづらい(23.3%)
- 設問文や選択肢が長すぎる(22.5%)
回答者の不誠実さだけでなく、設問設計やUI/UXの不備がデータの質を下げている可能性が示唆された。

なお、モニターを継続する理由は「たくさんポイントが貯められる」(44.7%)が最多で、特に若年層ほどその傾向が強いことがわかっている。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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