サイバーエージェントは、スマートデバイスを起点としたUI/UXデザインから実装まで行う専門組織「DX Design室」を5月28日に設立した。デジタルとリアルをシームレスに連携させたユーザー体験の構築を支援する。
設立の背景として、テクノロジーの発展やコロナ禍の影響を受けて、様々な業種のサービスのデジタル化が進展する中で、スマートデバイスが単にサービスを利用するだけでなく、デジタルとリアルとをつなぐハブとして重要な役割を持つようになってきていることを挙げている。
DX Design室では、同社が提供するABEMAなどのtoC向けメディアサービスや、ゲームアプリのデザイン・開発ナレッジを活かし、スマートフォンアプリやWebサイトといったデジタル領域から、その先にあるリアルな場へシームレスに連携するユーザー体験の実現を、UI/UXデザインから実装、運用まで一貫して支援する。
例えば、小売・医療・行政といった領域において、小売店舗での会員証やクーポンの提示、ビーコンやデジタルサイネージと連動したリアルタイムな情報発信などにより、スマートデバイスを通した新しい体験価値を提供し、利便性向上やロイヤルカスタマー醸成を図るとしている。
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ProductZine編集部（プロダクトジンヘンシュウブ）
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