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ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

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他部署と経営陣に信頼されるプロダクトマネジメント

オペレーションとシステムの歯車をかみ合わせてスループットを最大化する

他部署と経営陣に信頼されるプロダクトマネジメント 第5回

 本連載は、ネットショップ開設サービスなどお店のデジタル化を支援する「STORES プラットフォーム」を提供しているヘイ株式会社(以下、hey)のプロダクトマネージャー陣によってリレー形式で展開します。第5回は「STORES」プロダクトマネージャーの濱村拓巳さんによる、オペレーションとシステムの歯車をどのようにかみ合わせるか、というテーマでのお話です。(編集部)

コアバリューに影響するイシューが発生

 どんなプロダクトにもユーザーが価値を感じるポイント、コアバリューがあります。heyの運営する「STORES」では、ネットショップ開設が初めての人でも簡単に使い始められることがコアバリューの一つとなっています。このコアバリューを大切に、ITリテラシーの高くない方でも使っていただける、そんなサービスを目指しています。

ネットショップ開設が初めての人でも簡単に使い始められることが「STORES」のコアバリューの一つ
ネットショップ開設が初めての人でも簡単に使い始められることが「STORES」のコアバリューの一つ

 しかし2020年4月7日に発令された第一回の新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により、これまで長きにわたり実店舗で商売を続けていた方は、インターネットで物販を始めるという大幅な転換を余儀なくされました。

 この時期のネットショップ開設の需要は非常に高く、この新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに初めてネットショップを始めた人でも、素早く簡単にできるか、という価値を期待されていました。

 この多くのユーザーの期待に応えたいと思う一方、当時「STORES」でネットショップを開設できても、すぐにクレジットカード決済(以降クレカ決済)を利用することはできませんでした。これはネットショップでクレカ決済を使えるようにするためには、Visaなどの国際カードブランドのライセンスをもつ、加盟店契約会社の審査を通過しなくてはいけなかったためです。この加盟店契約会社もまた新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けており、爆発的な需要に対して供給量が半分以下しか出せず、多くのユーザーを待たせざるを得ない状況でした。

 ネットショップでクレカ決済を利用できないということは、お客さまの購入機会を失い、ユーザーにとっては非常に不便なことを意味していました。私たちはこのイシューを早急に解決する必要がありました。

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関係者の目線を合わせて協力体制を作る(1)

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この記事の著者

濱村 拓巳(ヘイ株式会社)(ハマムラ タクミ)

STORES プロダクトマネージャー。 筑波大学在学中に友人とWeb制作会社を起業し、フロントエンドエンジニアとしてキャリアをスタート。その後デジタルコンサルティング事業を行う株式会社モンスター・ラボに転職、バングラデシュ拠点のプロジェクトマネージャーとして複数のWebサービス・アプリ開発のディレ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://productzine.jp/article/detail/885 2022/02/24 14:00

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