Relicは、新規事業やプロダクトの開発における仮説検証をプロトタイピングで支援するサービス「Agile Prototyping Lab」の実績・知見と、インフラ/バックエンド領域を自動化する「Backend as a Service」を活用して、セキュリティとスケーラビリティを備えたプロダクトを低コストで開発する「セミオーダー型プロトタイピング」の提供を、2月28日に開始した。
セミオーダー型プロトタイピングは、従来のプロトタイピングやプロダクト開発において、ノーコード開発とフルスクラッチ開発が抱える課題を解決し、これまでにない新たなプロトタイピング、プロダクト開発の在り方を提唱、実現することを目指している。
ノーコードツールの課題としては、
- プロダクト独自のUIや、細部のこだわりを実現することが難しい
- 高トラフィックに対する専門的なチューニング、スケーラビリティに考慮した開発ができない
フルスクラッチ開発の課題としては、
- デザイナー、フロントエンド、バックエンド、インフラエンジニアなど高い専門性と開発工数が必要
- セキュリティ面や拡張性では担当エンジニアや開発会社の属人的なスキルで左右される可能性がある
が挙げられる。
セミオーダー型プロトタイピングでは、これらの課題に対して、Backend as a Serviceを導入することでプロダクト開発に必要なサーバ構築、機能開発の負担を大幅に削減し、開発リソースをUI/UXに集中させることによって、カスタマイズ性の高いプロダクトの短期間での実現を可能にする。
また、Agile Prototyping Labの実績・知見を活用して、仮説検証から商用版の本開発まで、無駄のない拡張性のあるプロダクト開発を支援し、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を加速することで、独自性の高い良質なプロダクトやサービスがより多く社会に生まれ、育つ環境の実現を目指す。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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