フライルは、同社が提供するプロダクトマネジメントクラウド「Flyle」が、マネーフォワードの複数部門に導入され、運用が開始されたことを4月13日に発表した。
個人事業主・士業や法人向けにバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」などを提供する、マネーフォワードの法人向け事業では、プロダクトラインナップを拡大しつつ既存プロダクトについてもユーザーファーストでの機能追加開発を行っている。
プロダクト開発の規模が拡大する中で、各プロダクトにおいてターゲット・ペルソナを意識した機能開発の意思決定の可視化が求められ、急成長の過程で次のような課題を抱えていた。
- 複数の窓口から届く多くのフィードバックの一元管理や、収集後の情報整理に苦労していた
- プロダクトサイドで、異なる規模・時間軸の開発案件を複数のスプレッドシートで管理、共有していたため、ビジネスサイドが機能開発状況を理解するのに苦労していた
- フィードバックとSalesforceの顧客データが分断していたため、ターゲット・ペルソナを意識した機能開発の優先順位付けが難しかった
トライアルを通じて、開発チームだけでなく複数部門を巻き込んで活用しやすいこと、マネーフォワードがバリューとして掲げる“User Focus”を体現する仕組みを構築するイメージが湧いたことから、今回のFlyle導入に至っている。
Flyleは、顧客フィードバック収集・集約の自動化をはじめ、部門を越えた情報共有、優先順位付け、開発バックログへの反映などを、ワンストップで効率化・高度化する次世代プロダクトマネジメントツール。顧客セグメントごとのフィードバック数の可視化、SlackやZendeskなど各種ツールとの連携機能も提供しており、プロダクトマネージャー、開発マネージャーの労働集約的な業務を自動化する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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