HiCustomerは、同社が提供するSaaSの営業・導入を支援するツール「Arch by HiCustomer」において、営業中の見込み客や導入プロジェクト進行中の既存顧客(買い手企業)の購買・導入時のモチベーションがひと目でわかる「エンゲージメント機能」を、8月4日にリリースした。
エンゲージメント機能は、売り手企業がそれぞれの買い手企業と共有するページへのアクセス状況や閲覧状況を個人単位で可視化し、買い手企業内の各ステークホルダーによるプロジェクトへの熱量や関与度・プロジェクトのボトルネックを、売り手企業の営業・カスタマーサクセス担当者が瞬時に把握できるようにする。
ユーザーごとの滞在時間が時系列でひと目でわかり、セッション数や滞在時間の詳細確認も可能となっている。
また、ユーザーごとの詳細なアクティビティも確認できる。
同機能は、契約前の課題合意・要件定義フェーズ(プリセールスフェーズ)をおもに担う営業組織、契約後のプロダクト導入・定着フェーズ(オンボーディングフェーズ)をおもに担うカスタマーサクセス組織の、双方にとっての成果創出を目指している。
営業組織にとっては、以下のような成果が期待される。
- 受注までのリードタイムの短縮
- 各案件の「ヨミ」の精度向上
- 案件進行の各フェーズでのアクション精度向上
- 買い手企業内の検討状況把握コストの低減
カスタマーサクセス組織にとっては、以下のような成果が期待される。
- オンボーディング完了までのリードタイム短縮
- 導入・定着プロジェクトのボトルネックの早期発見、成功率向上
- 各プロジェクト状況把握コストの低減
- 1人あたりの支援可能プロジェクトの増加
Arch by HiCustomerは、売り手企業が買い手企業向けに、製品の購買・導入プロジェクトに関する情報を一元的に管理するページを作成し共有することで、買い手企業の購買・導入体験最適化を実現するプロダクト。また、進捗やタスクなどの諸情報のプロジェクト横断での見える化や、買い手企業向けの自動リマインド機能などを通じて、売り手企業の営業・カスタマーサクセス担当者の抱えるプロジェクトの管理・支援工数を低減し、業務工数削減や1人あたりで担当可能な担当プロジェクト数の増加(生産性の向上)を実現する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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