プレイドは1月23日、モバイルアプリ向けCXプラットフォーム「KARTE for App」のメジャーアップデートを2023年3月に行うことを発表した。
今回のメジャーアップデートにより、カスタマージャーニー設計機能「Journey」、自社サービス外のユーザーとコミュニケーションできるマーケティングオートメーション機能「KARTE Message」、ユーザーが受信したプッシュ通知をアプリ内で一覧化できる機能「Inbox」が使えるようになる。
これらの新機能は、一部の企業で先行活用が進んでいる。「Journey」はレシート買取アプリ「ONE」、「KARTE Message」はラジオアプリ「radiko」などで活用されており、そのユーザーエンゲージメント向上において既に一定の実績を収めている。
アプリのユーザー行動をリアルタイムに解析することで解像度の高い顧客理解を実現し、それに基づき柔軟なセグメントでプッシュ通知やアプリ内メッセージ配信ができることを強みとする「KARTE for App」は、今回のメジャーアップデートでアプリ事業者の課題に寄り添い、モバイルアプリエンゲージメントソリューションとしてよりハイエンドなプロダクトに進化する。新機能の概要は以下の通り。
- カスタマージャーニー設計「Journey」
複数の接客が連動した線のユーザー体験を、全体を俯瞰しながら直感的なUIで設定できる。ターゲットの絞り込みや条件分岐により、さらに深いパーソナライズを実現。全体を通してのゴール率や施策ごとの効果も数値で可視化するほかABテストも可能とし、シナリオを継続的に改善できる。
- プッシュ通知配信最適化「KARTE Message」
1配信あたり数百万ユーザー規模のプッシュ通知配信に対応し「KARTE」で計測したデータおよび外部から連携したデータをもとにSQLなしで柔軟にターゲットリストを作成できる。
- プッシュ通知のストックコンテンツ化「Inbox(β版)」
受信したプッシュ通知をストックしてアプリ内で一覧化できるようにデータを連携する。
アプリユーザーのエンゲージメントを高めるためには、ユーザーの属性・行動データの解析および可視化によるユーザー理解、それらデータを活用することによるパーソナライズの最適化、施策のPDCAサイクルを高速に回すことによる顧客体験の磨き込みが必要。しかし、アプリおよびデータ基盤をスクラッチ開発する場合、その開発、メンテナンス、運用のコストが膨らむ一方で、施策の仮説検証や新しい取り組みの質と実行スピードを担保することが難しい実状がある。今回の「KARTE for App」のメジャーアップデートでは、アプリユーザーのエンゲージメント向上において重要な以下のポイントにアプローチし、プロダクトの進化を図る。
- カスタマージャーニーに沿ったシナリオ体験の実装および開発・運用工数の削減
- プッシュ通知配信対象ユーザーの最適化およびその開発・運用工数の削減
- プッシュ通知のストックコンテンツ化
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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