PR TIMESは、同社の提供するカスタマーサポートツール「Tayori(タヨリ)」が、20~59歳で問い合わせ経験のあるビジネスパーソン1万2000名と、カスタマーサポートまたは問い合わせ対応業務に従事する人300名を対象に実施した、カスタマーサポート調査の結果を1月26日に発表した。同調査は、2022年12月9日~11日の期間に行われている。
調査対象者のうち、問い合わせ経験のあるビジネスパーソンに、問い合わせ返信への期待について尋ねたところ、問い合わせ後の返信の想定時間は「1時間以内」が51%、「24時間以内」は82%に達した。
対応の満足度による継続傾向への影響を尋ねた質問では、満足度が高い場合に30.7%がサービスの利用頻度が向上したと回答する一方で、満足度が低い場合に「利用頻度が下がった」または「利用しなくなった」という回答が65.9%となっている。
カスタマーサポートや問い合わせ業務に従事する人に、VoC(ユーザーの声を活かす活動)の実施状況を尋ねたところ、「実施している」とする回答は53.1%に達した。
VoCで得られたデータを、どのように活用、またはフィードバックしているかを尋ねた質問(複数回答)では、「定常的なフィードバックを行っていない」とする回答が32.4%を占めており、経営層まで届いているケースは14.2%に留まっている。
同じく、カスタマーサポートや問い合わせ業務に従事する人に、KPIとしてどのような指標を設定しているかを尋ねたところ(複数回答)、「満足度」(36.1%)が最多となり、「問題解決率」(34.8%)、「メール着信数」(29.3%)、「メール作成時間」(25.5%)、「1次返信時間」(25.2%)がそれに続いた。
チーム(部署)の課題としては(複数回答)、「業務の効率化」(44%)、「対応品質」(43.3%)、「対応速度」(37.5%)が上位を占めている。
カスタマーサポート用のシステムへの投資を計画しているかを尋ねた質問では、「増額」が47%、「減額」が20%で増額傾向にある。
具体的な投資先計画としては、「フォーム作成」(46.6%)、「チャット」(27.4%)、「FAQシステム」(26.2%)が上位となっている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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