PR TIMESは、同社の運営するカスタマーサポートツール「Tayori(タヨリ)」において、ChatGPTを利用したフォームおよびFAQ作成支援機能「カスタマーサポートAIアシスト機能(β)」を、5月9日にリリースした。
Tayoriはこれまで、中小企業から大企業まで6万超のユーザーに、専門的な知識不要で手軽に利用できるフォーム作成機能やFAQ作成機能を提供している。Tayoriのユーザーには、カスタマーサポート以外の業務と兼務している中小企業の担当者や、大企業の新規プロジェクトでコア業務と並行して対応している人も多く、そういった人たちは問い合わせ対応や、そこから顧客の声を活かす活動の重要性を理解しても、リソースを割けずにいるという課題を抱えており、Tayori導入時も初期のフォームやFAQ作成に着手できずにいる人がみられた。
今回、ベータ版がリリースされた「カスタマーサポートAIアシスト機能」は、Tayoriの無料登録ユーザーなら誰でも利用可能で、フォームやFAQの項目・内容、また返信内容をChatGPTを活用した最新AIで作成することによって、カスタマーサポート業務の負担を軽減できる。ChatGPTを使って業務を効率化したいものの、やり方がわからないという人も、同機能を活用することで最新AIによるカスタマーサポート業務の生産性向上を実感することが可能となり、生み出された時間で顧客対応品質の向上やコア業務への活用が期待される。
カスタマーサポートAIアシスト機能では、問い合わせやイベントの概要を記載するだけでフォーム項目案をAIが生成する機能、顧客からの問い合わせ内容に対する返信案をAIが生成する機能、作成したいテーマや概要を入力するだけでAIがFAQ項目案を作成する機能、作成したいテーマや概要からFAQ項目案をAIが提案する機能、問い合わせと返信内容からFAQ内容案をAIが提案する機能を備えている。
同機能は、ChatGPTのAPIを利用しているので、データ利用プライバシーポリシーに準拠して入力されたデータが学習に使われることはないが、利用にあたっては個人情報などの機密情報は入力しないよう、注意が必要となる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア