DearOneは、デジタル顧客体験アナリティクス(Digital Experience Analytics:DXA)プラットフォーム「Contentsquare(コンテンツスクエア)」を提供する、仏Contentsquareと、同プラットフォームの日本国内における導入・運用支援を担うソリューションパートナー契約を締結したことを、5月24日に発表した。
Contentsquareは、ブランドと消費者のデジタル接点であるWebサイトとモバイルアプリそれぞれにおける、ユーザーの行動を高い分解度で測定して、顧客の意図や感情を明らかにするDXAプラットフォームをクラウドサービスとして提供している。
カスタマージャーニー分析からセッションリプレイまで、顧客行動をワンストップで分析でき、分析自体を自動化するAIインサイト機能も備えており、すでに世界の主要なブランド運営企業1000社以上に導入され、日本でも三井住友カードやJCB、ソニー、楽天グループ、リクルート、キューサイ、オイシックスといった、さまざまな業種の大手ブランド運営者が採用する。


今回のソリューションパートナー契約締結によって、DearOneはContentsquareの導入から分析の運用に関して、以下のようなサービスの提供が可能になる。
- カスタマージャーニーの分析:訪問から離脱まで、サイト上またはモバイル端末で顧客がどのような体験をしているかを分析、可視化
- UI/UXの改善における優先順位の提案:コンバージョン率や収益などビジネスに与える影響を定量化することで、対応すべき課題・改善点に優先順位付けできる
- AIによる顧客行動の分析を通じたフラストレーションを感じている体験の特定、および機会損出の自動算出:カスタマージャーニーにおける障壁や異変、収益機会を発見・数値化し、AIで自動通知
- ヒートマップ:各ページにおけるユーザーの興味度合いを色で可視化
- API:拡張可能なAPIを活用したサイト分析、VoC、パーソナライゼーションなどの各マーテックツールとの統合
- 分析運用:DearOneのアナリストがContentsquareを使って、Webサイトやモバイルアプリの顧客体験を分析し、KPI改善のための示唆出しを実施
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア