アイリッジは、15〜69歳の男女を対象に実施した、「アプリ会員証に関する調査」の結果を5月7日に発表した。同調査は、2月3日〜12日の期間に行われ、421名から回答を得ている。
調査対象者に、日常的に使用している会員証を尋ねたところ(複数回答)、アプリ会員証の利用率がもっとも多く、すべての年代で5〜6割の人が利用していることが明らかになった。若年層〜40歳未満では、LINE会員証の利用率が2割超となっている。

アプリ会員証をよく利用する店舗の業種としては、2023年に行われた前回調査と同様に、ドラッグストアとスーパーマーケット、コンビニエンスストアが上位を占めた。いずれの業種でも、前回調査と比較して10ポイント以上拡大し、アプリ会員証の利用浸透がさらに進んでいる一方で、ホームセンター、デパート・百貨店、カフェ、美容室・理容室、カラオケなどは前回調査よりも減少している。

アプリ会員証で困ったことや改善してほしいことを尋ねた質問では、約8割の人が「困ったことがある」と答えており、その内訳としては「電波が悪くてアプリが起動できない/会員証が表示されないことがある」が最多となり、「利用時に頻繁なログインが求められる」「決済、ポイント付与、クーポン処理などで複数回のスキャンを求められるのが面倒」がそれに続いた。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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