ヌーラボは、同社の提供しているプロジェクト管理・タスク管理ツール「Backlog」の、自社サーバにインストールして利用するオンプレミス型のエンタープライズ版を大幅アップデートしたことを、7月28日に発表した。
現在リリースされているVer.1からVer.2(最新は2.1.0)にアップデートすることで、クラウド版ではすでに提供されていた、「ボード」「課題のテンプレート」「状態の追加」といった機能が、エンタープライズ版でも利用可能になる。
ボードは、プロジェクトをカンバン方式で可視化できる機能で、「未対応」「処理中」といった列に課題カードをドラッグ&ドロップで移すことによって、状態を簡単に変更可能となる。また、ボードに直接カードを追加することで、新しい課題を作成できる。
課題のテンプレートは、課題の「種別」ごとにあらかじめタイトルと詳細を設定しておくことが可能で、情報の均一化や繰り返し発生するタスクの登録に役立つ。
状態の追加では、標準搭載の「未対応」「処理中」「処理済み」「完了」の4種類に加えて、8種類まで種別を追加でき、独自の業務フローに合わせた状態設計が可能になる。
そのほか、クリップボードからの画像添付、課題カード表示(課題キーリンクにカーソルを合わせると課題情報を表示する)、課題一覧の表示項目の並び替え、ドラッグ&ドロップでのガントチャートの表示期間操作、ドラッグ&ドロップでの共有ファイルアップロードといった機能が利用できるようになっている。
なお、Ver.1からVer.2へのアップデートは、それぞれの企業におけるBacklog管理者によるアップデート作業が必要になる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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