ビザスクは、オンラインセミナー「「人間中心設計」の第一人者が教える 失敗しないユーザインタビュー~課題やニーズを的確に捉え、分析し、製品・サービスに反映するためのコンピタンスとは~【失敗に陥った事例編】」を2月22日に開催する。参加費は無料。
同社は、新規事業開発、DX推進、海外進出などさまざまな取り組みに、ビジネス経験豊富な個人の知見をマッチングするグローバルなナレッジプラットフォームを運営している。また事業開発に取り組む企業に向け、新規事業開発やビジネストレンドをテーマにオンラインセミナーを開催している。
市場に多様な製品・サービスがあふれる中、重要性を増しているのが「人間中心設計」の考え方と、それを実現するための「ユーザーインタビュー」。
「人間中心設計」は、製品やサービスを利用する際のユーザーのネガティブな経験をできるだけ少なく、ポジティブな経験をできるだけ豊かにすることを目的としている。ユーザーのポジティブな経験を多くするためにはどのようなものを開発すればよいかというニーズ志向的なアプローチで、製品やサービスの開発を行う。またその際、ユーザーの生活や仕事でどのようなものが必要とされているか、開発者側に適切な理解がないと適切に開発を行えない。
そこでユーザーインタビューにより、ユーザーの人となりや生活、製品・サービスの利用状況、またどのようなことを考えたり感じたりするのか、どのような点に満足し不満を抱えているのかを理解・把握する必要がある。しかしユーザーインタビューを漫然と実施した場合に、自分でも気づかないうちに落とし穴にはまり、「求める情報が得られない」「的確にニーズを捉えられない」「結果をうまく活用できない」などの状況に陥るケースが多く見られる。
このような失敗を防ぐためには、調査計画・実行から結果分析・活用まで、一連のプロセスを正しく実施するために、インタビュー担当者に要求されるコンピタンス(適性や能力)にはどのようなものがあるかを把握する必要がある。
同セミナーでは「失敗しないユーザーインタビュー」をテーマに、放送大学 名誉教授・人間中心設計推進機構(HCD-Net) 名誉理事長の黒須正明氏および法政大学 社会学部 メディア社会学科 准教授の橋爪絢子氏が登壇し、「失敗に陥った事例編」と「失敗を防ぐ対策編」について講演を行う。
開催日時は2月22日の16時~17時30分で、Zoomを使用して行われる。参加対象は、ユーザーインタビューの進め方に課題感を持っている人と、顧客ニーズを解像度高く把握したい人。参加にはセミナーページからの申し込みが必要となる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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