リサーチカンファレンス事務局は、「一般社団法人リサーチアソシエーション(Japan Research Association:JRA)」として、一般社団法人化したことを7月10日に発表した。
リサーチアソシエーションは、『デザインリサーチの教科書』『デザインリサーチの演習』の著者である木浦幹雄氏と、『はじめてのUXリサーチ』の著者である草野孔希氏および松薗美帆氏を代表理事として、デザインリサーチやUXリサーチの実践知を共有し、多様なリサーチの価値や可能性を広く伝えることを目的として活動する。
行政、民間、アカデミアといったさまざまな組織におけるリサーチ実践者とともに活発な議論を重ね、多様な視点からともに学び合うリサーチコミュニティを育てることを目指す。あわせて、同法人の活動に賛同して、応援してくれる法人および個人の会員募集を開始した。
同法人は、デザインリサーチやUXリサーチの実践者が有志で運営する団体であり、カンファレンス運営やリサーチコミュニティ支援、教育事業を通じて日本におけるリサーチコミュニティの活性化を目指し、多くの人々がリサーチに取り組みやすい環境を整備して、プロダクトやサービスの立ち上げと成長を支援していく。
カンファレンス運営としては、デザインリサーチやUXリサーチの実践知を共有する「RESEARCH Conference」の運営を行う。
リサーチコミュニティ支援では、リサーチ実践者のコミュニティ形成を支援して、東京だけでなく京都、福岡、名古屋といった都市でもコミュニティイベントを開催する。
教育事業としては、地域をフィールドにリサーチを実践する「RESEARCH CAMP」の企画運営や、企業/個人向けの研修やワークショップの提供を行う。
法人会員は1口10万円からで、カンファレンスでのスポンサー扱いになるほか、同法人のニュースレターにおいて求人やサービス紹介などの掲載が可能になる特典を用意している。
個人会員は無料で、カンファレンスやイベントの早期案内、ニュースレターの配信を予定する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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