Notion Labs Japanは、米Notion Labsの提供するコラボレーションソフトウェア「Notion」のユーザー数が、全世界で1億人を突破したことを7月29日に発表した。
Notionは、あらゆる情報をオールインワンで管理することによって、柔軟にカスタマイズできるコネクテッドワークスペース。2016年に「Notion1.0」がリリースされ、2020年にはユーザー数が100万人を超え、そこから4年でユーザー数1億人超を達成している。
2023年2月には、Notionのワークスペース上で利用できるライティング機能「Notion AI」を正式リリースし、5月には「AI自動入力」といった機能を追加した。その後、Notion内に蓄積された情報をAIが検索して回答する「AI Q&A」のベータ版を2023年11月から提供し、2024年6月には他の業務アプリと連携して情報の検索を可能にする「Notion AI コネクター」を発表している。
日本では、個人から企業、教育・公共機関など幅広いユーザーに利用されており、とりわけエンタープライズ向けの需要が高く、2021年10月の日本語ベータ版リリース以降は企業ユーザーによる導入が加速した。2022年6月の日本法人設立に続いて、2022年11月に日本語版を正式リリースし、トヨタ自動車や三菱重工業といった大企業、Sansanといった急成長を遂げている企業、GovTech東京などにも導入が進み、顧客基盤を拡大している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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