Relicは、同社の提供するSaaS型イノベーションマネジメントプラットフォーム「Throttle」を、大幅にリニューアルしたことを9月5日に発表した。
Throttleは、「インキュベーションの民主化」をミッションに、新規事業創出プログラムや社内ベンチャー制度、オープンイノベーションやアクセラレーションプログラムなどを含む、すべての新規事業開発を総合的に支援している。
今回のリニューアルでは、今後の市場拡大を踏まえてより多くの人に迷うことなくThrottleを活用してもらえるよう、直感的な操作を可能にするとともに、自社に最適な利用環境へカスタマイズできるよう、オプションプランおよび機能を拡充するリニューアルを行った。
リニューアル後のおもな機能は以下の通り。
- マニュアルのいらない操作性
- 3つのステップでプログラム開始
- アイデアを募りやすい応募フォーマット
- 共同編集でアイデアをブラッシュアップ
- 生成AI機能
- 審査による事業アイデアの深掘り
「マニュアルのいらない操作性」としては、直感的な操作性でシンプルに利用可能となっており、「3つのステップでプログラム開始」では必要な情報が整理された上でフローごとに案内されるため、3つのステップで簡単に新規事業創出プログラムを開始できるようになっている。「アイデアを募りやすい応募フォーマット」としては、プログラムごとに応募用のフォーマットを作成可能なので、応募者はフォーマットに沿って埋めるだけで応募できる。また「共同編集でアイデアをブラッシュアップ」では、1つのアイデアを複数人で推敲することが可能になり、効率的なチーム作業を実現し、アイデアの質を高める活動が実施しやすくなった。「生成AI機能」では、トライアル利用で好評だったことを受けて、ワンクリックでプログラムの募集要項の内容に沿って事業アイデアを生成できるようにする機能を、全ユーザーが利用可能になっている。さらに「審査による事業アイデアの深掘り」では、作成したアイデアをThrottle上で審査まで一貫して対応させることで、審査ステージを自由に設定できるようになった。
そのほかオプションプランとして、各社の新規事業プログラムの内容に沿ったThrottleの活用方法を提案する「Throttle活用プラン」(Throttleの設定をおもにRelicが行うプランと、おもに顧客側で行うプランを用意)、事業創出プログラムの早期立ち上げサービスを提供し、パッケージ化した事業創出プログラム運営を最短3か月で導入するとともに、審査員の派遣といった審査支援も行う「制度設計プラン」、新規事業開発のプロフェッショナルメンバーが担当する、事業アイデアのメンタリング支援や相談会を実施するほか、アイデア創出に特化したワークショップなどを提供する「アイデア数/質向上プラン」を提供する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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