TechBowlは、経営体制の強化とさらなる事業拡大を目指して、同社の執行役員を務めていた杉本真二氏が、2024年12月27日付で新たに同社の取締役CPOに就任したことを、1月15日に発表している。
同社は、「エンジニアリングで、日本の国力を上げる。」というミッションを掲げ、ITエンジニアを目指す人向けのスクール事業をはじめ、採用支援事業、研修事業、学校支援事業といった、多角的なエンジニアリング関連の事業を展開してきた。
これらサービスの中核を担うのが、150名を超える優秀なエンジニアメンターであり、CTO、VPoE、テックリードといったスペシャリストの知識と経験を借りつつ、多くのクライアントや受講者の課題解決に取り組んでいる。
今回の、杉本氏の取締役CPOへの就任は、生成AIの急速な進化をはじめとするIT領域における激しいトレンドの変化にともない、社会から求められる人材像が刻々と変わり続けていく中にあって、エンジニア教育やDX推進、IT人材の育成・採用でも柔軟にニーズを捉えた進化が求められていることを受けて行われた。
より多くのクライアントや受講者から信頼されるパートナーとしての体制を強化することによって、さらなる事業発展を目指していく。
杉本氏は、京都大学大学院 情報学研究科を修了後、島津製作所においてライフサイエンス機器のデータ処理ソフトウェア開発に従事し、後にプロジェクトリーダーを歴任した。おもに海外の開発拠点との共同プロジェクトを推進する傍ら、技術書・技術雑誌への寄稿活動や、TechBowlが提供するエンジニア向け教育・HRプラットフォーム「TechTrain」の技術メンターとして、ReactやFlutterなどの技術指導を行っている。その後、プロダクトマネージャーとしてTechBowlに入社し、2023年10月には執行役員CPOに就任して、開発部門、マーケティング部門、情報管理部門を担当し、今回の取締役CPO就任に至った。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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