mctは、顧客の深層心理に響く「サービスブランディング」コンサルティングサービスの本格展開を、6月4日に開始した。

サービスブランディングコンサルティングサービスは、価格や機能だけでは選ばれない現代において、顧客との感情的なつながりを築いて、「このサービスじゃなきゃダメ」と思わせる体験設計を通じて持続的な競争優位性の構築を支援する。
具体的には、顧客インサイトを起点とした独自の6ステップアプローチによって、以下の成果を実現していく。
- 深い顧客インサイトの発見
- 共感を生む世界観・ストーリーの構築
- 心を動かすブランド体験の設計
「深い顧客インサイトの発見」としては、ZMET法(Zaltman Metaphor Elicitation Technique)や心象イメージ法を活用して、顧客が言語化できない深層的な価値観や感情を明らかにする。「なぜそれを求めるのか」の本質を掘り下げて、真に響くブランディングの核心を見つける。
「共感を生む世界観・ストーリーの構築」としては、顧客が自分ごととして捉えられる物語や世界観を構築し、抽象的な価値や機能を顧客の日常や感情に結びつけるストーリーによって、記憶に残るブランド体験を創り出す。
「心を動かすブランド体験の設計」としては、顧客とのあらゆる接点で一貫したブランド体験を提供し、「このサービスじゃなきゃダメ」と思わせる瞬間を意図的にデザインして、競合との明確な差別化を実現する。

6ステップアプローチは以下の通り。
- キックオフセッション:目標・課題の共有
- CXリサーチ:顧客インサイトの導出
- ワークショップ:ブランドの意味と目指すべきCXの定義
- ブランドコンセプト開発:世界観・ストーリーの開発
- 体験デザイン:心に刻む体験の開発
- VI開発:らしさを伝えるビジュアル開発

同サービスを先行導入した企業では、以下のような成果を実現している。
- 顧客ロイヤルティの向上
- 価格競争からの脱却
- ブランド認知度の向上
- 長期的な競争優位性の確立
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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