EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、同社のテクノロジーコンサルティングディレクターである城田真琴氏が執筆した、AIエージェントの本質と社会的インパクトをわかりやすく解説した書籍『AIエージェント』を、10月27日に日経BP 日本経済新聞出版を通じて発売した。新書版で税込価格は1100円。
同書は、生成AIの進化とともに新たに注目を集める「AIエージェント」について、専門用語を極力使用することなく平易に解説した入門書となっている。AIが自律的に行動して、ビジネスや社会のさまざまな場面で活躍する未来像を描きつつ、読者がAI時代にどう向き合い、どのようなスキルを身に付けるべきかを示唆する。
同書の著者である城田氏からは、以下のコメントが寄せられている。
「本書は、生成AIのキラーアプリケーションとされる「AIエージェント」を、ビジネスの視点から整理した1冊です。AIが「指示を待つツール」から「自ら動くパートナー」へと進化する中で、仕事や組織、キャリアはどう変わるのか。その全体像をわかりやすく解説します。営業やマーケティング、管理部門などでAIエージェントの活用が広がる一方、「AIの判断に誰が責任を持つのか」「人の思考力はどう保たれるのか」といった課題も生まれています。本書では、こうした変化に向き合うための視点や、AIと協働して成果を生み出すための実践的ヒントを提示しました。AIが「もう1人の同僚」となる時代。私たちは何を学び、どう価値を生み出すのか——その答えを探るための第一歩となれば幸いです」
同書の構成は以下の通り。
- 第1章:「指示待ちAI」の終焉
- 第2章:専門職AIが会社を変える
- 第3章:デジタル執事が働き方を変える
- 第4章:「動くAI」が突きつける5つの問い
- 第5章:AIエージェント時代のキャリア再設計
- 第6章:AIが「会社」になる日
11月27日15時〜16時30分には、同書の発売を記念したセミナー「次世代の企業変革を導くAIエージェント 〜Strategy×People×Technologyの視点から〜」の開催も予定している。
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