PMM専門コンサルティングファームのプロデリア・パートナーズは、ファインディとの協業を開始したと発表した。エンタープライズ企業のプロダクトグロースおよび新規事業開発を、両社が共同で支援する。
多くのエンタープライズ企業では、定期的な人事異動の文化のなかで、新規事業やプロダクトグロースの担当に専門スキルを持たない人材が抜擢され、属人的な努力に頼らざるを得ない状況が生じている。担当者が異動するたびに知見がリセットされ、組織にナレッジが積み上がらないという課題も少なくない。ファインディの調査(調査機関:インテージ、2026年4月)によれば、新規事業でPoCの段階を超えられずに撤退する例が多く、約8割の企業が「Go-To-Market」(市場投入)に課題を感じているという。
両社は、この課題は単一のソリューションでは解決できないと捉え、「人が異動しても知見が蓄積される仕組み」と「誰が担当しても同じ判断の型が装着される仕組み」の両輪を提供する。具体的には、ファインディが提供するAIインサイトマネジメントツール「Findy Insights」で、顧客の声や仮説・検証結果を生成AIが解析できる形で蓄積。プロデリア・パートナーズが提供する実践型研修「Prodelia Academy」では、独自フレームワーク「PMM Operating System」に基づき、市場で勝たせるための思考の型とマインドセットを組織に根付かせる。
提供メニューは、年間契約の「Findy Insights」をベースに、人材研修プラン、新規事業伴走プラン、実務伴走プランの3つを目的別に用意する。対象は事業開発・新規事業・経営企画などの部門に加え、営業・マーケティング・カスタマーサクセスといったビジネスサイドや、プロダクトマネージャー・企画担当など幅広い職種を想定している。
両社はまず、研修・伴走支援と「Findy Insights」の提供によるGo-To-Marketプロセスの検証から着手し、成果を踏まえて支援範囲の拡大やKPIの共同設計へと進める方針。将来的には共同事業の検討やエコシステムの構築も視野に入れる。協業の詳細は、PMM JAPAN CONFERENCEおよび2026年夏開催予定のアフターセッションで順次案内される。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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