情シス業務を支援するソフトウェア「シスクル」などを提供するDXERは、新たに取締役CPO(最高製品責任者)/CIO(最高情報責任者)として、元プレイドの梶原成親が就任したことを発表した。
DXERは、「日本の経営をヒト・ドリブンにする」をミッションに、企業のDX化に欠かせない情シス業務をスマートにするサービスを展開している。新型コロナウイルスの感染拡大・長期化により、企業はリモートワークを中心とした働き方への転換が求められ、それに対応する社内システムの構築や昨今増加するクラウドサービス(SaaS)の効率的な活用が課題となっている。しかし、劇的な情勢の変化に対応できる情シス人材を社内に雇用できている企業は一部に限られており、高度な専門知識やスキルを持つ情シス人材のニーズが国内企業で非常に高まっている。
そんな中、DXERは高い専門知識や知見を持つSaaSOps(企業の各部門に導入されたSaaSを効率的に運用・管理を行うスキル)な情シス人材をアドバイザリーに、持続的なビジネス成長が可能な社内IT環境構築をサポートするサービス「シスクル シェアリング」を2021年7月より提供している。
今回取締役CPO/CIOに就任した梶原氏は、これまで情シス担当者としてのキャリアを通じて業界の課題を当事者として体感してきており、高い専門性を持って多くの企業課題を解決してきた経験を有している。昨秋にβ版として開始した情シス向けプロダクト「シスクル」の開発責任者として、事業立ち上げから尽力してきた梶原氏を取締役CPO/CIOに選任することでプロダクトの開発を加速させ、組織拡大に向け経営体制を強化しさらなる顧客価値の最大化を目指す。
今回の取締役CPO/CIO就任にあたり、DXERの代表取締役社長 向井拓真氏は以下のコメントを寄せている。
「新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大・長期化の影響により、我々がこれまで取り組んできた情報システムの市場は大きく変化してきております。梶原は、その変化の影響を直接受けていた当事者であると共に、当社の掲げる「次世代の働き方を社会に実装する」というビジョンへの共感、また当社自身が社会のお手本になるような働き方を実践するために、これまで当社で実績を残してきました。加えて、梶原は情報システムという特殊な市場において価値提供をすることに大きな情熱を持っており、その覚悟を以ってして当社で素晴らしいリーダーシップを発揮しております。
これから梶原が取締役として更なる牽引をすることで、企業、ひいては日本社会の生産性を高めていくことに大きな貢献ができると確信しています」
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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