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消費行動のきっかけになったSNS、中学生は「YouTube」、高校生は「Instagram」、それ以外は「Twitter」が主流

 スタディプラスは、同社の運営するStudyplusトレンド研究所が、学習管理アプリ「Studyplus」上で全ユーザーを対象に実施した、「SNSの世代別利用傾向調査」の結果を12月8日に発表した。同調査は、9月16日~22日の期間に行われ、3494名から回答を得ている(うち12歳~25歳が2708人、26歳以上が786人)。

 調査対象者に、SNSで得た情報から消費行動(商品の購入、飲食店への来店、イベント参加など)を起こしたことがあるかを尋ねたところ、SNSを起点にした消費行動の経験率は、Z世代(12~25歳)が57.1%、X・Y世代(26歳以上)が72.1%となり、X・Y世代が上回った。

 詳細な年代別では、ミレニアル世代(26~35歳)、ロスジェネ世代(36~45歳)、バブル世代以上(56歳以上)で7割超となっている。

 どのSNSを見て消費行動を起こしたことがあるかを尋ねた質問(複数回答)では、Z世代は「YouTube」(77.5%)がもっとも多く、「Instagram」「TikTok」もX・Y世代と比較して多い傾向にある。なお、X・Y世代は「Twitter」(64.9%)が最多で、「Facebook」もZ世代より多い。

 詳細な年代別では、中学生は「YouTube」、高校生は「Instagram」が多く、それ以降の世代では「Twitter」が主流となっている。また、年代が若くなるほど「TikTok」の割合が高くなる傾向がみられる。

 どんな人の投稿を見て消費行動を起こしたことがあるかを尋ねたところ(複数回答)、Z世代では「著名人・インフルエンサー」が7割超でもっとも多く、X・Y世代では「SNSのみでつながっている人」が最多となっている。

 詳細な年代別では、ミレニアル世代で「企業アカウント」、ロスジェネ世代以上では「SNSのみでつながっている人」がもっとも多い。

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