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ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

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新型コロナ禍を経て、リアルなコミュニケーションによる情報収集が活発化していることが明らかに

 Glossomは、全国の10~70代の男女を対象に実施した、消費者の購買行動におけるSNSやインフルエンサーの影響度合い、その内容を時系列に分析する「ソーシャルコマースに関する定点調査2022」の結果を、12月19日に発表した。同調査は10月28日~31日の期間に行われ、2464名から回答を得ている。

 調査結果によれば、商品・サービスを購入する際に知るきっかけとなる情報源としては、「テレビ番組・CM」がもっとも多く、「店頭」がそれに続いた。年代が上がるにつれて「ECサイト」を参考にする傾向が弱まり、「テレビ・CM」を参考にする割合が増えている。また、「友人・知人の話」は女性がすべての年代、男性は若年層で大幅に増えており、「SNS」はとりわけ若年層女性で80%を超えた。

 商品を購入する際に、参考にする・後押しになる情報源としては、「店頭」が最多となっている。

 商品・サービスを購入する際に、知るきっかけとなる情報源別、商材別としては、「テレビ番組・CM」では「食料品・飲料」や「日用品」など日用消費財が多く、「ECサイト」や「検索エンジン」では「家電製品」などの型番商品が知るきっかけとなる情報源率が高い。「SNS」では「衣服・ファッション」「化粧品」の情報源率が上位を占めた。

 商品・サービスを購入する際に、SNSが知るきっかけとなる商材としては、「衣服・ファッション」がもっとも多く、伸び率では「化粧品」「旅行」「衣服・ファッション」「美容」「金融商品」が顕著となっている。

 商品を買う際に知る、参考にする、後押しとなる際に、利用しているSNSを「YouTube」「Twitter」「Instagram」「TikTok」で比較したところ、2021年に引き続き「YouTube」の利用率が高かった。

 「YouTube」は、20代・30代男性と、15~29歳、20代、50代の女性の利用率が大幅に上昇している。「Instagram」は50代男性、30代、40代女性が若干下がったものの、他は上昇した。「TikTok」は、50代までのすべての年代で利用率が上昇している。

 商品・サービスを購入する際に、インフルエンサーを参考にするSNSは「Instagram」が最多となり、「YouTube」「Twitter」がそれに続いた。

 年代別でみると、若年層ほどインフルエンサーを参考にする割合が高い。

 商品・サービスを購入する際に、インフルエンサーを参考にする商材としては、「衣服・ファッション」「化粧品」が2021年に引き続いて多く、「美容」がそれに続いている。

 SNSを参考にするユーザーが利用している「YouTube」「Twitter」「Instagram」「TikTok」の割合を、「旅行」「美容」「衣服・ファッション」「化粧品」「金融商品」の主要商品カテゴリごとに性別・年代別で比較したところ、「化粧品」は若年層女性がSNSを参考にする率が高いものの、女性はどの年代も「Instagram」が他のSNSと比較して最多となった。「美容」「衣服・ファッション」も同様に、女性は10~40代で「Instagram」がもっとも多く、男性は「YouTube」が最多となっている。「金融商品」は、男性の方がSNSを参考にする割合が高く、とりわけ男性30代がもっとも高い。SNSでは10~40代男性で「YouTube」が最多となった。

 インフルエンサーを参考にするユーザーが利用している、「YouTube」「Twitter」「Instagram」「TikTok」の割合を、「旅行」「美容」「衣服・ファッション」「化粧品」「金融商品」の主要商品カテゴリごとにみると、2022年は2021年と比較してすべてにおいて利用が伸びている。

 「SNS」を参考にした後にとった行動としては、「衣服・ファッション」「化粧品」では「SNS」で検索した人が多く、SNSで探索しやすい商材であることがわかる。

 「化粧品」では、「テレビ番組・CM」「SNS」「インフルエンサー」いずれも参考にした後に購入される場所として「ドラッグストア」「総合ECサイト」が多い。「インフルエンサー」を参考にした後に購入される場所としては「百貨店」、「テレビ番組・CM」を参考にした後に購入される場所としては「総合スーパー」がもっとも多かった。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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