スタートアップテクノロジーは、「プロダクトリデザインパッケージ」の提供を2月7日に開始した。
プロダクトリデザインパッケージは、既存プロダクトのデザイン面でのアップデート=プロダクトリデザインに悩んでいる人を対象にしており、デザインデータを納品して終わりではなく、バックエンドエンジニアとコミュニケーションをとって、プロダクトにデザインを反映させるところまでを並走する。
システム側の実装コストなどの兼ね合いでデザイン調整が必要になった場合には、デザイナーがデザインを再検討することも可能で、HTML、CSS、JavaScriptといったコーディングに関しても、コードを納品して終わりではなくRuby on Railsなどのシステム上で、組み込み作業の負担が軽減されるプロセスで進行を行う。また、Gitを用いた開発フローにも対応している。
プロダクトリデザインパッケージによって、デザイナー不在でプロダクト公開後の使いやすさ改善に手がまわらないといった課題の解決につなげられる。
リデザインの際には、既存システムを捨てるのではなく活かしつつ、ユーザーとの接点となる部分のデザインを検討し、現状の業務フローやシステムの全体像を把握するとともに、ユーザーがプロダクトの利用でつまずきがちなポイントを洗い出す。
その後、適切なページ分割やナビゲーション設計の見直しを検討した上で、ユーザーの利用フローに合わせた画面設計、言葉づかい、入力インターフェースの最適化などを実施するほか、バラバラになりがちな配色についてもメインカラーやサブカラーを整理し、UIデザインに反映させて開発が効率よく進められるようデザインルールの整備なども行う。
制作進行に関するコミュニケーションについては、デザインデータができた段階でプロトタイプを作成し、使い勝手をチェックしたり、デザイン変更にともなうシステム改修のサポートに並走したりすることも可能となっている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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