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アトラシアン、プロダクトディスカバリーを支援する製品「Jira Product Discovery」の正式リリースを発表

 アトラシアンは、同社が2月9日にベルリンで初開催したAgile&DevOpsに関するカンファレンス「Unleash」において、プロダクトに関する新しいアイデアやコンセプト、優先順位などを関係者とコラボレーションしながら整理し、顧客の課題を考え抜いて意思決定を行うための新製品「Jira Product Discovery」が近日正式にリリースされることを発表した。

 同社は大きく3つの分野「Agile&DevOps」「ITサービス管理」「ワークマネージメント」で幅広い製品ラインアップを展開しており、本年度よりこれらの分野別に最新情報を紹介するカンファレンスを開催している。

 「Unleash」で正式リリースが発表された「Jira Product Discovery」は、ソフトウェア開発ライフサイクルの中で必要不可欠なプロセスとなってきたプロダクトディスカバリーを支援するために設計された製品。プロダクトに関するあらゆるアイデアをまとめ、調査結果や顧客からのフィードバックからの考察などを記録して社内のあらゆるステークホルダーに意見を追加してもらったりアイデアに投票してもらったりできる。また、それらのデータはブラウザやSlack、顧客調査ツールなどから直接収集することが可能となる。

 まとめられたアイデアは、ゴール、工数の多少、得票数、顧客への影響度などの条件を指定したリストビューや、影響度やリスク、工数と確実性など指定のディメンションで表示するマトリックスビューなどで比較して見ることが可能。アイデアは「Jira Software」や「Jira Work Management」のエピックやプロジェクト、ボードに関連付けることが可能で、計画や進捗をまとめたロードマップを、Jiraライセンスを持たない関係者に対しても簡単に共有できる。

 「Jira Product Discovery」は3クリエイター(「Jira Product Discovery」のプロジェクトやアイデア、ビュー、フィールドなどを作成・編集するユーザー)まで無料で、それ以上の場合は1クリエイターあたり月額10ドルでの提供が予定されている(日本円の詳細は決定次第案内される)。

 現在「Jira Product Discovery」のβ版を試すことが可能。β版提供中は何人でも無料で使用できる。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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